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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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罪と罰

強制されるのは嫌

理解し難い、独り善がりの理屈を並べたてて

押し付けられるのは嫌


お前がやれよ


正義は、幾つも無数にある

人の数だけ無限にある

そんなにいらない

自分の中の一つでさえ守るのは難しいのに


それって正義なの?

他者に強制したい薄汚い自己欲望を正義と自称してるだけなんじゃないの だって、それって結局自分の為でしょ

自己満足するなら、それは正義では無い。

正義って、そんな浅はかなものでなし。


 それは、まずは表面に出ては来ない。心の奥底から自分を律する為の規律のようなもの。良心、分別の更に高尚な、自分を自分として至らしめる律、調べ、音。

 他人が見てるとかの恥でもなく、ましてや損得関係無しに しなくてはならない、守らなくてはならない、自分自身が決めた約束。普段は眠っていて肝心な時に浮かび上がってきて、自分の為では無いのに自分の行動や決断に、多大な致命的な事柄を投げかけていく無視できぬもの。

 ああ、こいつは厄介者だと、はた気づく

 本能や欲望を正義とした方が遥かに楽だ。

 いわば代理人だ。


 しかし嘘はあかん。

 そこに正義は無い、あなたの欲望であると認識しなくては。

 自分は薄汚い欲望を人間様に押し付けようとしている嘘吐きで卑怯な糞豚野郎であると認識しなくては。

 そして豚は、人間様に対して、対等な態度を取っては行けないと思うのだ。ブヒブヒ鳴きながら地べたを這いずり回っていれば良いと思う。序列を乱してはならない。

 それこそ正義を私事に利用しようする輩に相応しい罰。


 ああ、あくまで一般論ですからね。


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