わたし
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わたしに勇気があったなら
どれほどよかっただろうか
他人に自分を主張できるほどの熱い思いがあったなら
どれほど幸せだろうか
ながいながい迷路の中にいるんだ
終わりの見えない迷路で
わたしはだれなのか
ぼくはだれなのか
何度も繰り返している二択問題を
選んでは回帰して
何度も織り直す
心の中では他人に合わせて生きていくのではなく自分を強くもって生きていきたいと思っている
心の傷はわたしを蝕んでいく
自分を否定されたくない
ぼくはぼくで わたしはわたしだ
心の中では大きな声でいつも叫んでいる
存在証明をしたい
でも、みんなに知られてしまうのは怖いんだ
受け入れられないかもしれない
どうしようもなく恐ろしい
受け入れられたとしても
もし選んだ道が間違っていたら
わたしはどうなるのだろう
織り直すことができなくなったら
それだけがとても怖い
分かれ道をわたることができるその日まで
今日も笑顔で息を潜めて生きている
いつか来るかもしれないその日まで