人の言葉が耳に入らない時(聴けない時)
前回の更新に付随するお話です。
人の言葉が耳に入らない時(聴けない時)
前回は「言葉ではなく心の声を聴き、伝える」でした。
今回は言葉をテーマにそれに付随した「人の言葉が耳に入らない時(聴けない時)」です。
まずは、人の言葉が耳に入らない時とはどんな状態なのかをみてみましょう。
①あなたが怒っている時。
ーあなたの気持ちを相手に押し付けようとしているので、相手の気持ちがわからないし、わかりたくない状態ー
②あなたに欲しい言葉がある時。(欲求が強い時)
ー自分の欲求が強すぎて、それ以外を受け入れられない状態ー
③相手の発想に新しさがない時。
ー一般論や自身の方が良いアイディアを持っているため退屈になり聴覚などの動きが適当になるー
④三大欲求がある時
ー生存のための本能が優先されているので聞くことができない状態ー
⑤聞きたくない話をされている時。
ー自分のトラウマに関わる話など向き合う覚悟がないため身体が拒否している状態ー
大体上記の5つくらいでしょうか。
①と②はセットです。パートナーや子供、目下の人間に対して起こりやすい状態です。
明らかにあなたの「エゴ」で「絶対に叶わない欲求」です。
もしくは相手が「我慢して」もしくは「諦めて」受け入れたかもしれないです。
少なくとも相手に迷惑をかけていることは自覚していきましょう。
③は皆さん経験しているかも。
先のものが後になり後のものが先になる瞬間。立場的に我慢をせざろうえなかったかも。
④は相手がその状態の時は、話は後にして欲求を優先させてあげましょう。
話を聞く状態じゃないので。
⑤は自覚がある方は少ないと思いますが、私のお話の中で経験された方もおられるはずです。
⑤が一番厄介です。いわゆるトラウマに触る話だということです。
穏やかに話しているのに耳に入ってこないなあ。
という時はこれを疑ってみると話が聞き取りやすくなるかもです。
上記で5個挙げましたが、人は日常的にも、そうでない時でも話が聴けないものです。
「傾聴」という言葉を実行できる方はほとんど居ないでしょう。
④は簡単に対処できますね。
③は相手の問題なので、こちらで対処するなら、相手に質問をするしかないかな。
相手が疑問を解決できるとは思えないですが。
ただし、自分の方が理解があるかどうかも本当は怪しいことを忘れずに!
①②⑤はトラウマをなんとかしないと改善の余地がないものです。
心の整理整頓。行き着く場所はやはりここ。
対立は悪いことではありませんが、炎上するのはあまり良くありません。
「聴ける」状態を増やすためにも、一緒に心の整理整頓していきましょう!




