「比べる」の外側へ
日々の生活の中で、
割りに合わない、見合わない、
自分が損をしている、ずるいと思う。
そんなふうに感じることはありませんか？
仕事の上で、
例えば賃金や労働環境などが見合わないのであれば
ここは交渉するべき局面。
それでも解決しない時は
転職など大きく舵を切る場面です。
交渉ごとや転職は大変ですが、
やると決意すればなんとかなる事です。
ですが今回は仕事や金銭面ではなく、
人間関係の中で感じる、
割りに合わない、見合わない、
損をしている、ずるいと思う。
そんな感覚の方を紐解いてみたいと思います。
そもそも、損をしていると感じている
あなたの感覚は正しいのでしょうか？
答えは「NO」
余計なフィルターがあなたにかかっています。
損をしていると感じている時、
あなたは必ず「何か」もしくは「誰か」と自分を比較して、それが「損」というフィルターになっています。
自分が思い描く理想であったり、
近くにいる理想的な人間だったり、
そういったものと比較して
自分が「損」をしていると感じる。
だから「ずるい」と感じて苦しくなってしまうのです。
誰でも苦しい思いをしたくないですよね。
ならば、比べることをやめてしまえば良いのです。
では、どうしたらやめられるのでしょうか？
それは今の自分で満足することです。
つまり、今の自分を好きになること。
そして、自分の中の幻想（理想）に惑わされないことです。
そうすれば、それだけで世界の見え方は大きく変わり、
簡単に苦しみから解放されます。
ぜひ今から、
今の自分を「暫定的な理想の自分」としましょう。
もっと上を目指すことは決して悪いことではないのですが、土台ができていません。
まずは足元から（自分を好きになる）です。
そして、今の自分を認めて100%好きになったら、
目指す先への底上げ（教養、スキル、考え方、視野）
毎日少しずつコツコツと努力しましょう。
一気に変化できる人はいません。
ゆっくりと丁寧に自分を大切に育てていきましょう。
気が付いたら満足いく自分になっているはずですよ！
