理解されたいと願う相手は自分
私たち人間は人に理解されたいと願う生き物です。
なので他人に理解された時、嬉しいと感じます。
でも一番に理解されたいのは本当に他人からなのでしょうか?
前回も少しお話ししていますが、
理解された!という気持ちを一度味わうと、
何度も何度もその状況が欲しくなるものです。
お酒のように、デザートのように、毎日でも欲しいのが他人からの理解です。
わかってもらえた!!
という喜びは言葉では言い表せないほど嬉しいものです。
だから、
その喜びを何度でも何度でも感じていたいと願うのは自然な思いかもしれません。
でも、
他人からの理解をもらいたいという欲求はエンドレス。
いくらもらっても満たされる事はありません。
なぜなら、
本当は自分自身から一番理解されたいのに、
自分自身は自分に一番の理解を示さず、
果ては自分自身を叱責するのですから。
上記の状態であれば、
今現在、他人から理解されない限り、
自分を大切に出来ないとあなたは勘違いしています。
あなたは、
もっと頑張れ!もっともっと!と自分に鞭を打ってはいませんか?
もしくは誰かに、
もっと頑張れ!もっともっと!と言われているような気分ではありませんか?
それは、あなたがあなたを理解したく無い!認めたくない!と抵抗している証拠です。
安心できる環境、状況や状態が欲しいのであれば、
まずは自分自身を自分で認めていく事。
自分で自分の良いと感じる部分も悪いと感じる部分も解ってあげましょう!
すると毎日が安心安全に変化します。
何しろ完璧な人間はこの世に存在するわけないのですから、
自分が完璧である必要はないのです。
そのままの自分を認めましょう!
結局理解され、認められたかったのは自分自身からなのだと確信するはず。
そして気が付いたら周りからの理解ももらっている事に気づけるはずです。




