「理解されたい」のその先へ
人は常々、自分以外の他の誰かに
「理解されたい」と願っています。
そして、理解されるとホッとして安心して日々を送る事ができます。
でも、それが一生続くことは難しく、
しばらく経つとまた誰かに理解されたくなる、
常習性を伴う厄介な気持ちでもあります。
そもそも、なぜ理解されたいのでしょうか?
それは自分自身が考えていることや思っていることに自信が無く
「これでいいんだ!」という確信が持てないので他人に確認したいという思い。
また、そもそも自分に対しての自信や確信が持てないのは、
自分を自分で疑っていたり、
けなしているからなのです。
つまり、自分を自分で理解したり、
そのまんまを受容出来ていないということ。
これは大問題です!
自分で自分が理解できず、
そのままの自分を受け入れられず、
自分自身が、自分の敵になっているということなのですから。
自分を大事にしたいと思いつつ、
自分を自分で傷つけている状態なのです。
これをやっていると、欲しいものが手に入りそうになると、
目の前で壊れたり、消えたりします。
もう少しで手に入るものが泡のように消えて無くなったり、
昨日までは順調だったのに、急にダメになる事もあります。
なぜなら、
手に入らない方向に向かうようにあなた自身が行動してしまうから。
例えば、
伝える言葉は短く簡潔が良いのに長文を送ってしまい、相手をうんざりさせてしまったり、
感情がコントロールできなくなり、暴言を吐いてしまうとか。
ですから、まずこれをしないための対策は、
いつも通り、心の整理整頓とあなたがあなたを好きになる事です。
そのままの自分を好きだと感じている人はとても魅力的です。
人はそのような人のそばに集まりたいものなのですから。
理解されたと感じたら、次のステップです。
どんなにダメだと感じても自分を受け入れて下さい。
こんな一面もあるよね、
そんなもんだよね人は、と。
それが「理解されたい」のその先にある本物の幸せの第一歩です。




