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僕が思ってない事を勝手に言う僕の脳ミソ。

作者: 七瀬



僕の名前は、『中山 海輝』25歳、俳優を目指している!

僕は、今は小さな町の劇場で舞台俳優として頑張っているんだ!


ただ、小さな小さな劇団でやっているから、、、。

僕の事を知らない人の方が多い!


セリフを一生懸命に覚えるんだけど、、、?


何故なのか、、、?

口から出てくるセリフが違うんだよ、、、!


だから! 監督には、物凄く怒られるんだ、、、!


『海輝! お前は、なんでセリフ通り言わないんだ! アドリブなんか?

100万年お前には早んだよ! いい加減、セリフをちゃんと言え!!!』

『・・・本当にスミマセン。』

『海輝! ちゃんと、セリフ覚えて来てるのか?』

『もちろんです!』

『・・・でっ? なんで、そんなセリフが出てくんだよ!!!』

『・・・すみません。』



必死で僕が台本を覚えて出てくるセリフが違うモノに、、、?


僕も予想をしていない言葉を次から次へとセリフとして言うんだよ!

まるで!? 元から、こんなセリフがあったようにね、、、!


監督も、息をのむ僕のセリフに何も言えない時があるらしい!


『海輝! 今のセリフ良かったな~俺が考えたセリフより良かったぞ!』

『・・・あぁ、ありがとうございます!』

『でもさ~ちゃんと台本通り言ってくれないと? こっちも困るんだよね!』

『・・・スミマセン!』

『セリフ! どうなってんのよ!』

『・・・・・・』


稽古は、僕の失敗で中断してばかりだ、、、!

先輩の役者も、僕に腹を立てているし!


僕の事が嫌いな先輩もいる!


それでも、僕がこの劇団を辞めないのは、、、。

いつか? 僕は大きな劇場で胸を張って主役でやれるぐらいの役者になり

たいからなんだ、、、!


だから! 今は、何を言われても我慢すると決めている!




そんな僕を見て、心配してくれる女性ひともいるんだ、、、!

同じ劇団の『幹根 ちさ』22歳で舞台がない時は、スーパーのレジの仕事を

している女の子なんだよ、、、!


何時もね!

彼女が、僕を元気づけてくれるんだ、、、!


『海輝君が悪い訳じゃないよ! 先輩の大島さんだって! セリフ覚えて

きてなんだから~!』

『・・・でも、僕のは、、、?』

『それも、海輝君の個性だと思えばいいんじゃない?』

『“個性?”』

『そうだよ~! あんまり気にしなくていいんじゃないかな~!』

『でも、台本通りのセリフを僕は1回も言えてないんだよ!』

『・・・そうだけど。』

『監督の思っている役を僕は何一つ出来ていなんだ、、、!!!』

『・・・海輝君! そんなに、興奮しないで!』

『・・・でも、』

『海輝君は、いい役者さんになれるよ!』

『ちさちゃん! ありがとう。』

『うん。』



僕だってよく分かってるよ!

台本通り言えない役者は致命的だって事。


監督の思う役を僕は演じきれてない、、、!


僕が演じているのは、、、?

僕と言う人間が全面的に出た僕という役だ、、、!


他の人には演じれないと言えばそうかもしれないけど、、、?

でも、自分が強すぎる設定になってしまっているんだ、、、!


脇役なのに、主役みたいな演じかた、、、!

僕は、目立ちたい訳じゃない、、、!


物語にそって、一人一人の個性が出る役を僕は演じたいだけなんだよ!

目立たないけど、インパクトがある役を、、、。



いつか、、、?

僕は僕の中にある心のセリフを言える時が来るのかな?

僕だけしかできない役を、、、!!!



どんな事があっても!

僕は役者を諦めない、、、!!!






最後までお読みいただきありがとうございます。

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