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□後半五篇

「レディースデー」


 今日は午後の講義が無く、パートナーも午後は休診だったので、二人で映画を観に行った。

 事前に調べずに出掛けたのだが、ちょうどレディースデーだったらしく、彼女は私の半額で鑑賞できた。

 これは、男性は個人で、女性は団体で行動する、という思い込みによるものだろうか。

 それとも、男性より女性の方が所得が少ない、という統計によるものだろうか。


「婦人服」


 映画の後は、隣接しているショッピングモールで買い物をした。

 ここでは、先程とは男女で立場が逆のようで、総じて婦人服は、紳士服より値が張る傾向にあるようだ。

 サイズを多く用意する必要があるからなのか、それとも、単なるデザイン料なのか。

 いずれにせよ、教授の私より女医の彼女の方が収入が多いので、すべて各自の財布から支払ったけど。


「ウーマンリブ」


 専業主婦は、平成の長期不況で減り、今ではパートタイマーも含め、働いてる女性の方が多いそうだ。

 きっと、一家全員を養えるだけの月収を払える企業が、ここ二、三十年で、急激に減ってきたのだろう。

 大黒柱が男性である必要は無いが、本人と配偶者一人、それから扶養家族三人以上を支えられるだけの額は、保障すべきだ。

 そうでなければ、少子化は加速する一方になる。


「ママさんバレー」


 カフェで論文を書いていたら、子供が出来たから籍を入れなきゃなぁ、という話が耳に入った。

 避妊しなかったんだなぁと思いつつ、それとなく耳を傾けていたら、いつの間にか、話はママさんバレーに移った。

 スポーツが男女別であるのは、どうしてなのだろうか?

 個人競技なら、ともかく。団体競技なら、半々の人数で男女混成にすれば良いのに。


「女性名詞」


 西洋圏の言語には、名詞が男性、中性、女性に分かれているものがある。

 一般名詞に限らず、個人名でも男性名と女性名、それから、どちらでも使える中性的な名前がある。

 まぁ、名前に関しては、日本でも同じかな。

 私の名前は三郎で、明らかに男性と分かるが、カオルやハルカだと、どちらなのか迷うだろう?

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