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研究発表レジュメ

研究レジュメを小説にしたら、という事で書いてみました。ジャンルって何だろう?いつもそう思います。

一応、数話で終える予定です。





◯◯研究室卒業論文中間発表会


 No.1『生物多様性の保全を目的とした、地域性種苗(しゅびょう)である国産薬草の種子実験について』


 ヒュウゴ・サエキ




 はじめに

  生物多様性国家戦略が策定され、本年(あかがね)月に4回目の見直しがされたのは記憶に新しい。1)

  これまでは安価で購入でき、育てやすいという観点から、外来種を多く輸入していたが、既存の固有種が追いやられ、その地域の生態系に影響を与えているという問題がある。2)

  そのため、その地域の固有種についての知見を得、効果的な播種(はしゅ)法を確立し、地域性種苗を基軸にした生態系保全に努めることは、早急な課題である。

  今回、昨年採取したナソ科マソドラゴラ属ニポソ産マソドラゴラの種子について知見を得るため、モリノの研究3)を基に実験を行った。



 実験仮定

  ニポソ産マソドラゴラについての文献は少ない。生息地域の特徴から、急勾配の森の日陰で、湿り気のある場所に育つ。そのことより太陽の光を嫌う、嫌光性(けんこうせい)※1の性質を持つと仮定する。



 実験方法

  モリノの研究を基に、ニポソ産マソドラゴラは暗く湿った環境下によく見られることから、光の条件を変えて実験を行う。ニポソ産マソドラゴラの種子を煮沸消毒した90slimeシャーレに吸収紙2枚を敷き、1シャーレに100粒撒く。温度条件は一定にし、光を遮断する1黒麻袋なし、2黒麻袋ありに分け、発芽率を調べる。繰り返し数は3とした。



 実験期間

  現在、竜の髭跡地にて、××チームが温度一定の実験中である。終わり次第、設置を開始する。



 おわりに

  国産の地域固有種である薬草種子に関しては、未だ十分な知見を得られていないものが多々ある。実験用具の用意等含め、魔力を用いない簡便かつ効果的な方法で、結果を考察できる実験方法の確立及び、普及、検証が多く望まれる。

    


 引用参考文献

  1)『生物多様性国家戦略策定の壁』

  2)『地域性種苗とは何か』

  3)『クルミ・モリノの研究記録』

  ※1 嫌光性:光を嫌う性質。こと、種子においては、光があると発芽しないものもある。




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