1.異世界に来てしまいました
「すまんな。お主。何が欲しい?」
そう俺は今神様の手違いで何故か死んだようだ。。こんなラノベ主人公みたいな展開誰が信じるのどろうか。だがこれは今現在実際に俺に起こっている事実だ。
「うーん。なににするか…全魔法取得、スキル取得あと俺のステータスも適当に上げといてくれ。」
「お主。結構鬼畜じゃな。」
「お前の手違いで死んだんだこれくらいしてくれないと割にあわないだろ。」
「そうじゃった。よかろう。では今から別世界に転移させる。この世界の金も適当に付属しておこう。」
「はいよ。」
「テレポート」
そう神が言葉を放った瞬間強い光に少年は飲み込まれて一瞬にしてその場から姿を消した。
[それにしてもあの少年は不思議な子だったな。もしやあの子なら…]
…… 俺は気がついたらゲームでしか見たこともないような光景を目の前にする。空にはドラゴンや見た事もない鳥類が飛び回っている。そして地面にはこれぞ魔物というような生物がいっぱいうじゃうじゃしているどうやらここは魔物の森のようだ。
「神様ももっと安全なところに転移してくれよな、まあとりあずこの森を出よう。」
そんなことを考えていたら女の子の声が森中に響き渡った。
[きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!誰か助けて!!]
俺は声の聞こえる方向へ足を運んだ。神に頼んだ力か前世の何倍以上も早く走れる。これなら間に合う。
声の主の元へついたら少女のことを20匹くらいのゴブリンが囲っている。
おれは神様がくれたおかげで全魔法を取得しているのでとりあいず適当に闇の範囲魔法を使ってみた。
「エクリプスフォールド!!」
その途端周りのゴブリンがすごい勢いで闇に包まれて消えてしまった。
あれ?下級魔法のはずなんだが。自分のステータスが高すぎて軽く上級魔法を上回る威力が出しまった。まぁそんなことはどうでといい。それより少女は大丈夫か?
「おいお前大丈夫か?」
「今の何よ。今の闇魔法の初歩的な魔法じゃない!そんな威力みたことないわ。」
こいつ。助けてやったのに何か上から目線なきがする。
「おれも手加減したつもりなんだが…」
「今ので手加減ですって?あなた一体何者?まぁでも助けってもらったことには礼を言うわありがとう」
「俺は零珠だ。何物でもないないただの一般人だよ。それよりこの森の抜け方を教えて欲しい。迷っていてな。」
「あなた迷子なのね。じゃあ助けてもらったお礼に森の外まで案内するわ。私の名前は可憐森の外までよろしくね!」
その後零珠と可憐は森の外を目指す。
次回に続きます。