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十人十色の昼下がり  作者: 昼に詩う者たち
『ある日の昼 ふとこぼれた笑み』から始まる詩
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秋野 木星さま

ある日の昼 ふとこぼれた笑み


一羽のスズメが昇る枝を 追いかける友


いえ 恋人なのかもしれないわね


兄弟だったら 弟なのかしら?


旦那さんだったら ウケるわ~



ある日の昼 ふとこぼれた笑み


ネットの中の 人生模様


魔王を退治し 聖女を迎える国


ギルドを出て 遠くに旅立つ勇者たち


ダンジョンの真相を探る 魔法使いにも手を貸してあげたいわね



ある日の昼 ふとこぼれた笑み


蒸し暑い梅雨の晴れ間を癒す 扇風機


赤々と手元を照らす テーブルランプ


カチカチと音を鳴らす マウスのしっぽ


この座敷の間が 異世界空間への入り口だ



ある日の昼 ふとこぼれた笑み


甘酸っぱい パイナップルジュース


お盆の上の 納豆ご飯


残り物を温めた 野菜スープ


これでアンパンがデザートなんてね



こぼれ落ちる さり気ない日々


愛おしく抱きしめて いつまでも記憶に縛ろう


ある日の昼 ふとこぼれた笑み


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