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十人十色の昼下がり  作者: 昼に詩う者たち
『ある日の昼 ふとこぼれた笑み』から始まる詩
2/42

十条楓さまと連歌

ある日の昼 ふとこぼれた笑み

ある日の春 ふとあふれた想い


あなたを待つの

お仕事が早く終わるんだって

もう待ち切れない


あなたを待つの

お掃除もいつもより念入りに

もう気合十分だね


最高の時間を過ごすために

最高の相手と過ごすために

あなたを待つの


大きな鏡 小さな体

唇の潤い 髪のツヤ

それで……って、そうだそうだ


写真立てはお邪魔よね

灰皿も用意しなきゃね


ある日の春 ふとこぼれた笑み

ある日の昼 ふとあふれた想い


あなたを待つの

あなたを待つの



ある日の昼 ふとこぼれた笑み

ある日の春 ふとあふれた想い


君に会いたい

仕事なんてやっていられない

早く終わらせてしまえ


君に会いたい

甘い殺し文句を用意して

蕩かせてみせる


最高の時間を贈るために

最高の相手に贈るために

君に会いたい


電車の窓 広い肩幅

ネクタイ きめた髪

これで……ああ、そうだそうだ


邪魔な過去は忘れさせ

煙草の香りで上書きしよう


ある日の春 ふとこぼれた笑み

ある日の昼 ふとあふれた想い


君に会いたい

君に会いたい

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