第三話
このままではいけないと考え、ノイに提案した
「おい、ノイ前修業中にだした魔力の力を増大させる魔法陣気付かれないようかけるか?」
ノイは困ったように
「かけるけど…時間がかかるよ?」
「5分なら時間稼ぎができる。その時間でできるか?」
カノンが問うと
「頑張る!でも、5分も大丈夫?」
心配そうに聞くと
「大丈夫だ。未完成だけど新しい魔法を習得したから。
時間稼ぎにはもってこいのやつ
それじゃ、気付かれないよう空中にかいてくれ
」
そういって妖鳥に突っ込んでいった
大気を切り裂く真空の刃が妖鳥を切り裂いた
軽い悲鳴とともに妖鳥は敵を確認
そして咆哮
「どこまで持つかわからんけど5分間はもってくれよ」
そういって集中し全身に魔力を纏わせた
魔力がほとばしり、弾け収まると青い服装に紅い翼のカノンが現れた
妖鳥は長い尻尾で突き刺しにくるが
カノンが寸前で避ける
(クソッ思ったより早い!)
カノンが内心舌打ちしてるて
避けたあと突き刺さった地面を見ると草が溶けていた
「クソッ猛毒か…」
文句を口にした時妖鳥が大きな口を開けはじめた
その瞬間火を吹く
(舐めんな!こっちはスピードに特化したバトルフォームだ!!)
しかし至近距離だったので左腕は直撃してしまった
(ノイは今魔法陣かいてるから回復してもらえないな… まだか?)
「周りをスピードで撹乱させてやる」
カノンは撹乱させながら真空の刃で徐々にダメージを与えていった