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夢物語  作者: 青木 リュウ
4/6

心の中

前回に引き続き⁇sidです。

気づいていない人はいないと思いますが念のため、前回と今回はお相手さん視点です。

⁇sid


「…ギリギリ、セーフか…?」


今の俺の状態を説明するなら、

中学や高校でやった持久走をやった気分…

いや、気持ち的にはフルマラソンか…

勿論、顔には出さない。が、

イコールすると、機嫌が悪い。


しかも、着く前に見た某無料メッセージアプリのメッセージに


『注意!

先生を怒らせたり悲しませたら即アシクビだからね!ぜぇっったいに失礼のないようにね!☆』


…こんな事を書かれては腹が立っても仕方ないだろう

なにせ俺はあの馬鹿(な先生)の尻拭い兼、

今後大きく関わってくるであろう作家の相手を半ば無理やり押し付けられているんだからな

しかも最後の“☆“はなんだ“☆“は


必ずのし上がったら見返してやる…


と、話がそれてるな。


現在13:05。

結果で言えば間に合った。理由は簡単。

向こうが怪我しているらしく、慣れない松葉杖を使って歩いて来たからだ。

…怪我人なら車なり電車なりで来いよ

まだ場所がファミレスと座れるだけマシだ。



まぁ、俺の仕事は変わらない


「はじめまして。よろしくお願いします!」

笑顔で取り繕って

「よ。よろしくお願いします…」

相手の懐に入る。相手が女だと簡単に籠絡できるからやりやすい。


しかも、押しに弱いタイプだとなおさら…



とにかく、早く座らせるか…ふらついてるし






今回は先生からの指示でもあるため躊躇いは無い。もともとない気もするが…


「先生のことは何と呼べばいいですか?」

「え、あ…えと、リノ、でお願いします」


そうと決まれば話は早い。

この人は押しに弱いタイプという事は良くわかる。なら、さっさと終わらせてあの馬鹿にひと泡吹かせてやろう。


「やっぱり本名は教えてくれないんですね」

「…っ、え?」

流石にこの言葉には驚いたようだ。

きっと打ち合わせに慣れてないんだろう。

「場所も駅前のファミレスですし…」

「あ、あの…」

少し声に寂しさを加えれば殆どの女は俺に関心をもってくる。

そこに漬け込み書かせればいい。

ある程度したらあの馬鹿に本当の事を言わせればいいさ。

向こうは無意識だろうが知らないがかなり顔が引きつっていた。

…仕方ない。あれをさっさと言って言質をとるか…“信用できる“そう言われればこっちのものだ。

「…これから一緒に仕事をやっていく仲間なのにそんなに俺は信用できませんか…?」

ここで“一緒に“と“仲間“を軽く強調する。

そうすれば信用できないとは言いにくいだろうからな。

「え?はい」

「え?」

「え?」


「「………」」


正直、驚いた…まさか即答とは…

しかも、“信用できない“とは…

普通なら鼻で笑われるようなセリフでも、

イケメンだから。と理由で今まで言っても許されていた。寧ろ、言わされていた。

なのに、だ。


こいつは何当たり前な事を聞くんだ、と言わんばかりに俺をみてくる。


…おもしろい。


「…ハハ、フ、ハハハハハハハハッ」


中々おもしろい。この人は。



関わるのは初めだけにしようと何処かで思っていたが…やっぱりやめだ…


こいつを大物にしてやる。


まぁ、超えてみせるが…


精々足掻けよ…な?





次からまた話を進めていきます。



主人公とお相手の名前を募集します!

…はい、私にセンスなど無かったんです…

良ければ感想などと書いてくれると嬉しいです。よろしくお願いします!

他力本願ですいません…

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