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戦慄!ジャングルの奥地に謎の邪神を崇める未開の人食い部族がいた !! ―花岡大探検シリーズ―  作者: AKTY


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第1話 発端!送られてきたビデオテープ

 ある日のこと、我々番組スタッフのもとにビデオテープが送られてきた。


 そこには森深いジャングルの奥地で生活する人々の様子が映されていた。隠し撮りであろう、彼らがカメラの存在を意識する様子はない。


 日が落ちると、大きな篝火がたかれ、人々が広場へ集まっていく。おそらく集落の全員が集まると、神輿のようなものを先頭に移動を開始した。各々が笊や壺などを頭部に乗せ、列になってついていく。


 カメラは一定の距離を保ちながらその後ろを慎重に追っていく。やがて人々は移動をやめて輪になった。その中央で薪を積み上げ火を焚く。赤々と盛んに燃えあがる炎。その明かりが前方の巨岩を照らし出す。そこにはなにやら不気味な巨人のような像が浮かびあがっていた。


 人々は炎を中心に手を繋ぎ、輪を広げたり狭めたりしながらダンスをしている。音楽隊もいるようだ。原始的な打楽器のリズムが聞こえる。盛り上がりが最高潮に達した頃だろうか、数人が丸太のようなものを抱えてやってきた。それを焚き火の傍に立てる。


 カメラの映像が一瞬震えた。そこには人間が縛りつけられている。周囲の人々がほとんど裸の様相であるのに対し、その人物(おそらく男性だろう)は現代的な洋服を着用していた


 撮影者は明らかに動揺しているようで、嗚咽が漏れ聞こえてくる。時折人物名を口に出す。もしかしたらあそこに縛られているのは彼の知り合いなのかもしれない。


 人々は踊りをやめ、その柱の周りに薪などを積んでいく。炎の中心が柱の方へ移される。火が大きく燃え上がると、縛られた人物が急に動き出した。生きたままなのか !? 映像を見つめる我々スタッフの中からも悲鳴があがった。


 その時、撮影者も我慢ができなかったのか大きな叫び声が収録されていた。そしてその声に反応した人々の様子も。カメラの映像が急に乱れる。撮影者は必死で駆けているようだ。やがて映像はブラックアウトし、そのまま再開されることはなかった⋯⋯


 ビデオテープには手紙が添付されていた。そこにはGPSの位置情報らしき数字だけが記されていた。



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