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33.それぞれの探求とおひたし


解明する!と意気込んでレームさんにあれやこれやと質問するビィ。専門用語が多すぎて全く理解できない。おそらく元知識が無いとわけが分からないであろう言葉がポンポンと飛び交った。さっぱり分かりませんよね、私とカストルさんは眼だけで心情を語り合う。私達は魔法コンビの会話に参加するのをあきらめた。そりゃもう綺麗さっぱり。

時々うーうー唸るビィと、困った声を上げるレームさん、そしてまたありえない!と叫ぶビィ。置いてけぼりだが、ビィの持っている悲しい何かから眼をそらせることができたのなら良かったと思う。

白熱するビィの魔術論?をクエスチョンマークを頭に並べながら聞いていると、食料を獲りに行っていたディアが雑木林から姿を現した。って……!!

「マジかああ!ありがとう!!」

本当に採ってきてくれたの、ありがとう!という私の声と心が逆転していることに気付いたのはお礼を言った後だ。まぁディアに対しては今更感があるのでそれほど失敗したとは思わない。お帰りの前に叫んでしまったけれど、まぁそんなことはいいだろう。

ともかく何のお礼かというと、頼んでいた食べられる草を本当に採ってきてくれた事に対してだ。ディアの脇にはこんなにいらないだろうってくらい謎の葉っぱや草が抱えられている。

「随分採取してきたようだな……流石にきつくはなかったか?」

「暴れるワーソナーの髭を抜くことに比べればなんてことねぇよ。それに肉ばっかりだったから味に変化が欲しくなっただけだ。なかなかいい香草もあったしな。……上手いメシ」

ワーソナーなるものが何かはわからないけれど、自己紹介の戦闘狂的な説明から碌な動物では無いだろうと勝手に予測する。最後にボソッと何か言っているようだったが良く聞き取れなかった。

「香草だけじゃなくて普通に食べられる物ってあった?」

「あ?一応な」

「ちょっと貰っていい?」

「……………ほらよ」

おおお、マジでくれるとは思わなかった。しかも結構大量、スーパーの袋分くらいあるんじゃない?折角分けてくれたのに思わず疑問顔をしてしまったのをディアが見たのだろう、不機嫌そうに口を開く。

「サラダ系や香草のこと素で忘れてたからな。折角新しい食材が山のようにあったのに不覚だ。礼だと思ってろ」

つまりおいしい物の可能性を思い出させたからちょっとぐらい感謝してやるとか言うアレなのだろうか。言われてみれば持ち帰ったものに肉類はほとんどなかった。……切り身みたいなのはそれなりあったけど。なんにせよホントに食べるの好きだなこいつ。

「ありがと」

「ふん」

そのお蔭で胃腸の心配がちょっと減るのだ、感謝はたくさんさせてもらおう。お礼を言っても面倒そうな顔をされたけれど、そんなことは些細な問題だ。

「よっし!それじゃ早速。ビィ、レームさん」

「なにー?」

「なんでしょうか」

「おひたし作りたいのでお湯お願いできませんか?」


川の水を使ってばっしゃばっしゃと水洗い。ザルが無くてもレームさんの結界があれば豪快な水洗いができてしまうこの素敵仕様。念願の野菜類が手に入ってかなり元気になった私を、ビィがちょっと嫌そうに見ていた。

「野菜嫌いなの?」

「……おいしく無いもん」

お子様口め、と言うべきなのか食育として懇々と緑黄色野菜の有用性を語るべきなのか。しかしまぁ、醤油もマヨネーズもドレッシングもゴマもカツオも無いこの状況で、選別してもらったとはいえ雑草を口にするのは私も辛いかな。絶対苦いだろうなぁ。薬効がある草とか混じってたら絶対おなかとか壊すだろうし。根っこや茎、花や種実なんかは取り除いてあるから多分大丈夫だと思いたい。

っていうかほんとに綺麗に選別してあるなぁ、虫食いとかほとんど無い。虫食い無いから毒草じゃないの?ってきいたら、食われて無い新芽ばっかりを選んで抜いてきたって言ってたし。どこまでこだわってるんだろ?そうこう思いながら洗った野菜を網状じゃない結界の方に放り込む。

「それにしても結界って二個同時に作れたりするんですね」

「いえ、自分も初めて試しました。ミハルさんに言われるまでこんな事したことありませんでしたよ」

「素人の視点って時々鋭いからねー」

発想の転換っていうほどじゃないけど、変なヒントにはなったらしい。人生何が幸いするかわからないよね!たとえそれがおひたしの為でも!

自分で言っててむなしくなってきたのはここだけにお願いします。



34.ためし食いと二人の暇潰し


茹で上がった植物を網状にした結界に広げ、あまり効果は無いだろうけれど埃防止に上を覆ってもらいビィの冷風で冷ましてもらう。・・・今更だけどわがまま言い過ぎたかもしれない。後で何とか埋め合わせの方法を考えよう。

「助かりましたレームさん、ビィ。無茶言ってごめんなさい」

「構いませんよ。術用の共鳴魔力を二つに展開、なんて面白い実験も試す事ができましたから」

「物を冷ます程度の風、なんて初級魔術だからね。ボクも問題ないよ」

「ありがとうございます」

しかしこの結界というものはホントになんなのだろうか?蒸気で表面の結界は曇ることなくそこにある。いいなぁ、曇らない鍋蓋なんて最高じゃないか、そんな商品無いかな、無いか。風からは風壁、と前レームさんが言っていた。つまりこの網と結界そのものは風?でも風壁の「力」といっていたから、風そのものでは無いのだろうか?

「また考え込んでる。どうしたの?」

「っと、うぅん、なんでもない。詮の無いことだから」

実際のところ、解明したところでだからどうしたとしか言いようが無いのだ。家に帰って、大学生活に復帰したら魔法なんて(笑)の世界なのだから。

冷めた野菜を水切りして、ラップに包み込む。そういえば味見していなかったと、濃い緑をした野菜を少しちぎって口する。

「んぐぅ……」

予想はしていたけど苦い。フキノトウよりはましだけど、やっぱりきつい物がある。肉の臭みで誤魔化せば何とかなるレベル、かなぁ?ざっと見た感じでは4種類ほど。ひとまず全種類齧ってみますか。いやな予感もひしひしと感じながら口に含む。……お!

「あ、これはいける!」

「……おいしいの?」

「うん、正にほうれん草」

見た目はチンゲンサイっぽい。ちょっと肉厚の白い部分がある感じの葉っぱだ。水っぽいほうれん草みたいな味。いや、勿論スーパーとかのに比べたら苦いけど優しい方だ。

「ビィも食べる?」

「いらない!」

「むしろ食べなさい、将来の為に」

「野菜と将来に何の関係があるのさ!?」

「私が言った、『健康』ってやつの為よ」

「私は興味ありますね、その健康と野菜の関係」

「あ、それじゃ夜にでもまたお話します」

謎の葉っぱ群を洗うだけで結構時間を食っているのだ。これ以上待たせてしまうのも問題だろうし。お願いしますねと静かに微笑むレームさんに返事をして、カストルさんとディアを待たせている場所へ戻ろうと足を向けた。



ギュイン!と耳障りな金属音が歩く私達に届いた。道路と歩道を仕切るフェンスを傘で叩いたような甲高く鈍い音。草むらと雑木から抜けて元の場所に帰れば、お互いに剣を向けてるカストルさん達。

「え?………ッ!」

日常ではありえない、テレビ越しの世界に一瞬「へ?」ってなってしまった。よくそういうシーンを見てすぐ「やめて!」と叫ぶお話があるけれど、非現実的すぎて私は理解すら遅れた。何をしているのかようやく気付いて、慌てて声を上げようとした私にレームさんから制止がかかる。

「大丈夫ですよ。お二人とも笑っておられるでしょう?」

「あ……」

ギン、ギン、と金属同士で叩き合う音が時々聞こえる。一歩間違えればディアの狩ってくる動物のようなことになるのに、二人には深い笑みが。普段は怖さなんて感じさせない表情を浮かべているカストルさんですら、獰猛と言ってもいい表情を浮かべていて。それでもなんとなく二人が楽しんでいると言う雰囲気を感じられた。

「そう、みたいです……」

それでも打ち合い、なんて近所の小学生が傘や木の棒でしているのを見ているくらいで、剣なんて物でしているのを見るのは怖くて綺麗で。

そう、怖いのに綺麗。日本でやろうとすればできる見た目で表現したら、柳刃包丁くらいある刃物で切りあってるっていう恐ろしい状況なのに。動き一つ一つが無駄に優雅に見えた。どう切りつけたのをどう防いで、なんて説明できるほど動きを見ることなんてできないのに、ダンスサークルの知り合いが踊ってるみたいな華やかさがそこにはあって。口を挟むことができなくてそのまま眺めてしまった。

「っ!」

「はっ!」

ギヂ、っといやな音と共にカストルさんの持ってるもの弾かれて草むらに落ちて、その怖くて綺麗な空間は崩れる。

「っは、っは、すごいな、負けたのは、っは、陛下以来だ」

「――――-っはぁ。俺も久々にちょっと本気を出せた。感謝する」

「っはは!息切れ一つ、っ、していないディアに言われると、悔しいものがあるがな」

「体力の問題だろ。いい腕してるぜあんた」

二人には、なんていうか作ってたものが完成した!ッて感じの晴れやかな笑みが浮かんでいた。私が無駄美貌と言っているディアと、やっぱり美形のカストルさんのその表情二つは物凄く輝いていて、貴金属のショーウィンドウを眺めたような気分になる。駅近くのデパートでやっていた世界の宝石店でいい物を見て「うわー、きれいだなー」とか思った時の様な。

「いいもの見たのかな」

「うん、ボクも」

「一流剣技同士の打ち合いなんて滅多に見れるものではありませんからね。貴重でしたよ」

二人の切りあいが綺麗だったのか、表情が綺麗だったのか。きっとその両方なんだろうなぁ。


35.腕くらいの剣と残念な現状


弾かれたカストルさんの剣をなんとなく拾いに行って、そのずっしりとした重みに驚く。考えてみればそうか。鉄なのか鋼なのか青銅なのかは知らないけれど、打ち付けても折れる事の無い粘りと硬度をもつ金属がアルミのように軽いわけが無い。運動部に無造作に転がっているダンベルを持ち上げるような心持でぶら下げて、カストルさんに近づく。

「ああすまない、ありがとう」

「いえ、私の荷物の方が5倍くらいは重いので全然余裕です」

重いというのはあくまで見た目に反して、というものだ。なんだったっけ、正眼?剣道の構えの名前なんかよく覚えて無いけど、あんな風に腕を高く固定して支えるなんてことをしなければ以外に簡単に持ち運べる。

「昔知人の娘に持ちたいとせがまれて手渡した男が居るのだが、危うく取り落としそうになっていたからな。大丈夫だろうかと思ったがいらぬ心配だったようだ」

やっぱりここは女の子らしく「きゃーおもいー」とか言うべきだったんだろうか……。けど日常筋トレ状態の私にとって業務用の砂糖一袋分の重さも無かったわけで。

「軽いものですよ。流石にこんな物振り回せって言われたら無理ですけど」

「はははっ。ミハルが振れば手を切ってしまうだろうさ」

まぁそれが普通だよねぇ。こんな刃渡りの物、家にある柳刃とかタコ引きぐらいしかないし。むしろ私としては自分の鞄を後頭部に向けて振り下ろした方が火力あるような気がする。

何はともあれ持ち運んだ剣を手渡し、カストルさんの様子をちょっと確認する。

「もう少し休憩してからのほうがいいですか?」

カストルさんの顔にはうっすらと汗が浮かび、まだ少し肩で呼吸していて。

「………っ、はぁー。大丈夫だ。問題ない。」

あっという間に呼吸を整えられてしまった。そんなにあっさり落ち着く物なのだろうか。

「顔ぐらい洗ってくればいいだろ」

私達の話を聞いていたらしいディアがこっちに来て、カストルさんに向かって言う。確かにそのくらいなら時間も取らないし……って。

うええええええ!

「っちょ、臭!臭いです二人とも!」

二人して、ポカンとした表情を浮かべている、けどそんなことはどうでもいい!

「物凄く汗臭いです!すえた臭いがします!」

カストルさんの側だけじゃ気付かなかった。臭い×2だからこそ鼻に止まったわけで。ってことはもしかしなくても私もヤバイ?慌てて自分の袖に鼻を押し当ててみる。木材が燃えたときの煙の臭いが染み付いてる……。ギ、ギリギリ許容範囲?いやアウト!

体臭を確認している私を見て何を言っているのか気付いたのだろう、カストルさんとディアが盛大に顔を引きつらせる。カストルさんが恐る恐ると言った感じで自分の服を嗅いで、表情を凍らせていた。

「と、とにかく出発さらに延期!水浴びか汗拭きかしてきてください二人とも!ってか私も体拭きたいです!」

折角近くに水があるのにお風呂とか気付かなかったのには不覚!レームさん達に頼めば簡易お風呂できそうだけど、いくらなんでも二回目、いや三回目はダメだろうし。いやでも最低二人は絶対水で汗を流させる。んんー、でもタオルなんてハンカチと布きんくらいしか……。あ、そうだ。

「ビィ、温かい程度の熱風って起こせる?」

「余裕だよー。どうせだから僕も水浴びする。研究室に篭ってて体拭いたのいつだったか覚えてないし」

熱く無いドライヤーを、ってこらあああ!もしかしてそのっていうかローブも着っぱなし?!そう叫んだら

「洗濯のおばさんが定期的に回収に来るから、服は着替えてた」

って答え。安心したいけどできないよビィ!

「ともかく、ちょうどいいから泳いできてください!」

体から染み出た汗と脂に異世界特有の菌とかが繁殖したら免疫なんて無いに等しいよ!……私もマジでやばいなぁ。



36.残念な現状と無駄な思考


女性の君が先に、というカストルさんに向けて汗臭いです、マジで!お願いですから先に入ってください!と頼みこんで水浴びに行ってもらった。文句を言うと思っていたディアも、臭い!不衛生!料理人がそれじゃ腹壊す!って言葉に何も言わずに川に向かってくれた。

考えてみれば当然なのだ。曇る事無い晴天の下、延々歩いて歩いて汗をかかないわけが無い。風で舞い上がった泥は体に付着して体温と汗で菌の温床になってるはず。とくにカストルさんとディアはちょっと全力で鉄の棒を振り回していたのだ。相当汗やら脂やらを流しているはずで。

自分の体の状況をシャーレの寒天培養でイメージしてしまって、思わず鳥肌を立ててしまった。大学に入るまでそんな風に想像したこともなかったけど、菌の培養をしてしまった後は例が浮かんでしまってちょっと色々無理。いやいやいや、気にしない、気にしない。川から離れたら水浴びなんて無理なんだから。子供がはしゃいで帰ってきて、風呂にも入らずに爆睡とかよくある話しだし、大丈夫大丈夫。とりあえず風邪の諸症状すらおきて無いから異世界菌(仮称)はそれほど強くない、と信じたい。

……むしろ私が保菌してる物の方が危ないんじゃないだろうか?薬剤耐性菌とかあるだろうし。予防接種なんて死に掛けの感染力の強い菌を体に打ち込むのだ。うっかり残ってたりしたらバイオハザートだよなぁ。インフルエンザの予防接種、今年やっちゃったし。

まぁ、一緒にいる皆が全く変化無いってことはとりあえず問題ないって見ていいんだろうか。けど「この世界の現地民」が大丈夫かどうかって言われるとなぁ。逆を言うと、「この世界の現地民」が保菌してるものが私達にとってどのくらい危ないのかっていうのも不安要素。日本からアフリカに行くだけでも予防接種必須!って状況なのに、飛行機で空どころか世界を飛んでしまったのだから。こんな切実過ぎる事考えるハメになるとか、いろいろなんかアレだ……。

何でこんなに面倒な事を、という気持ちと臭い美形、なんて嫌な組み合わせの所為でトイレ事情で跳ね上がっていたいらつきがちょっともどってしまっている。……温かいお風呂に入りたい。

「これくらい普通じゃない?」

「普通じゃない!」

金銀組を川に放り出したノリでビィに返答を返してしまった為ちょっと脅えさせてしまった。

「っと、ごめん」

「う、うん」

ちなみにビィが一緒に水浴びしていないのは、カストルさん曰く「護衛代わり」だそうで。レームさんが言うには、この辺りに肉食の動物か何かがいるらしい。二人が魚を茹でているときにそれっぽいものが居たらしく、ビィの火で脅して追い払ったのだといっていた。ううう、やだなぁ。熊とかライオンとか小学校くらいに動物園で見たっきりだよ。動きが速いハイエナとか狼とかみたいなのだったらどうしよう。

「カストルたちが戻ったらボクもちゃんと水浴びするからそんなに気にしないでよー」

全く違うことを考えていたのだけれど、ビィがそう言って来る。

「はいはい。頭まできっちり水で流してきてね」

「分かった!」

しかしいつ体を拭いたか覚えていないなんて言われるとかなり気になってしまう。ああけど日本でもお風呂に入る習慣ができたのって江戸時代くらいだったっけ?いまいち思い出せないけど。

「ビール!乾かしてくれないかー!?」

雑木林向こうの川からカストルさんの声が響く。

「わかったー!」

ビィが大声で返事をして、私に火のついた木の棒を渡してきた。……へ?

「ちっさい火でも脅えてたから、何か飛び出して来たらそれ向けて。多分大丈夫だと思うから」

多分っていわないでええええ!お願いだから!

「直ぐ戻るね!」

そういってあっという間に焚き火の前に取り残される私。いろいろ「護衛」ってやつのための組み合わせ間違ってませんか、カストルさん。

……家で飼ってるネコくらい火が苦手だといいなぁ。

とりあえず焚き木、くべようか。火の番なんて日本で焚き火が制限されてから初めて、って思ったけど高校のキャンプで料理のときに使ったか。小学校くらいの頃は庭でよく母親と一緒に伐採した枝とか燃やしたのになぁ。焚き火制限されてから庭木の枝が燃やせなくて、チップにして堆肥作るくらいしか処理の方法なくなって困った。洗濯物に灰とか煙が来るっていうのはしかたないけど、材木チップ製造機、やたらと高かったし。ついでに物凄くうるさいし。ってなんでこんなにどうでもいいこと考えてんだか。ううう、肉食っぽい動物が居るって聞いたせいで気を紛らわすためだって思ってても考えちゃうよー。









ちょっと見ぬ間にユニーク35,000越え、PV130,000越えありがとうございます。

色々申し訳ございません、土下座で感謝を示させていただきます。


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