11.ギルドに登録するぞ
少し書き足してます
翌朝起きて朝食を食べる。
ヘルフが衛兵本部に一緒に来て欲しいと言う。俺としては先に探索者とギルドの登録をしたい。
すると衛兵本部で登録出来ると言う。そのまま薬草なども売れるらしいので、それならと頷いた。
馬車に乗って昨日見た大きな建物に着く。馬車から降りるとヘルフと一緒に入って行った。
へーここが衛兵の本部か…。
入り口から入れば職員らしき人からヘルフは声を掛けられている。
なんだか俺とシルバをギョッとした顔で見てるけど何でだ?
そのまま付いて歩き、ある部屋へ入って行った。
「ここは私の執務室だよ」
それなりに広いその部屋には奥に窓があって、その手前に机がある。
机の手前側にはソファがあり、そこに座るよう言われた。俺は座り、シルバは足元に丸くなった。
座ってすぐ部屋の扉がノックされ、2人の男が入って来た。
「「ヘルフリッチ様、おはようございます」」
そう言うと俺の対面に座った。ヘルフは俺の隣に座り2人に話し掛ける。
「号外は?」
「朝一で発布済みです」
「そうか、良かった」
俺を見るので頷く。ちゃんと手配してくれたらしい。
「右にいるのが探索者ギルドのマスターでマロウ、左にいるのが商業ギルドのマスターでソマリだ。まずは登録をしよう」
マロウとソマリはそれぞれ
「「よろしくな」」
と言うと足元のシルバを見る。驚いた顔で何かを取り出す。
「登録用の黒板だよ、字は書けるかい?」
頷くと
「名前と出身地、それから年齢だな。こちらは任意だが、書けるなら書いておけ」
そう言って指したのはスキルの欄。
「どんなのを書くんだ?」
マロウは隣のシルバを見て
「テイマーかな?他にも魔法が使えるならそれも」
俺はその黒板を受け取り、必要事項を書いた。
書き終わって渡すとマロウは驚いた顔で黒板と俺を見た。
「樹海?」
隣のソマリが身を乗り出す。
「商業ギルドの登録も!」
やはり黒板を出してくる。
「名前と年齢、出身地と売るものは何か、だ。市場への出店希望があれば丸をしてくれ」
俺は黒板を受け取り、売るものは短剣と時計、市場の出店希望にはもちろん丸をして返す。
黒板を見たソマリは
「時計…時計か!」
ん?何だ?
「よし、すぐ市場への出店手続きをとるぞ!」
なんか気合い入ったな?ま、いいか。
「さて、リオ…例の薬草を売ってくれないか?」
俺は昨日見せた普通の薬草と天使の微笑みを出した。
すると空気が固まった。また?
「こ、こ、こ…」
「これは…まさか」
「サラサ草、ジャスミン、天使の微笑み」
「「マジか…」」
しばらく沈黙した後、
「「ぜひ売ってくれ!」」
「もちろん」
「どれくらいある?」
前のめりになるソマリ。
どれくらいでもあるけどな。顔を傾げると
「だ、だよな。そんなにないよな…」
「いや、たくさんあるぞ」
えっ?という顔をされる。
「だからたくさんあるぞ」
皆は顔を見合わせて
「そ、その値段は?」
知らないけど?
「一般の買い取り価格はサラサ草とジャスミンは10束で小金貨1枚。天使の微笑みは1束金貨5枚だ。しかし、これは…」
「あぁ、鮮度も等級も…こんな最高級なのは見たことがない」
「どうしたら?」
そんなん雑草に毛が生えたみたいなので悩まなくても?
「たくさんあるからまとめて買えるならさっきの金額から2割引するぞ。単位は天使の微笑みは10束で他は100束からでどうだ?」
腐るほどあるからな。少しは金になるだろう。
「少し相談していいか?」
俺は頷く。
私はマロウとソマリに
「どれだけ買える?」
2人とも顔を見合わせる。
「これほどだとはな…一度本部に問い合わせをするが、可能な限り買いたい」
「しかし、天使の微笑みが10束もあるのか?」
「なぁ、登録料は無しでいいよな?」
「あぁ、特別枠で登録だ。余りにも貢献度が高いからな!」
こちらを向いたヘルフが
「サラサ草、ジャスミン、天使の微笑みはそれぞれどれくらいあるんだい?」
俺はどう答えようかと考える。
(ひとまず天使の微笑み以外は1000束、天使の微笑みは30束ぐらいにしておけ)
ミーシャから念話が来る。
「天使の微笑みが30、他は1000ぐらいだな」
「…少し時間を貰えるか?ただ、天使の微笑みは10束ずつ買う」
俺は頷いた。
「それからその、ブラックベアとマーダーグリズリーの素材を見せて欲しい」
解体して無いけどいいのか?
「解体してないが?」
「構わない」
俺は部屋を見る。うん、無理だな。
「ここでは無理だ」
「何故だ?」
「ん?出せないだろ?」
皆が顔を見合わせる。
(おい、多分だがサイズが分かってないのでは無いか?樹海の魔獣は大きいからな)
またミーシャが無駄にいい声で言う。
なるほど。
「樹海の魔獣は大きい。だからここでは無理だ」
また3人で顔を見合わせて
「なら、訓練場に行くか?」
「そうだな」
こうして連れ立って訓練場に向かった。
知識がルシアーノ産なので色々と無自覚なリオノールだった
貴重な薬草が雑草…
欠損が治る薬草は牛の餌…
貨幣価値
銀貨1枚1000円
小金貨1枚1万円
金貨1枚10万円
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