書き殴られた原稿用紙
私は普段、物書きをしている。
そのためにこの非現実的な話を原稿用紙に書き出そうとしている、時間は少ない、私が発狂するまで後もって何十分だろう、だから文章の違和感やらには気にかけないで執筆する、どうか大体で感じて欲しい。
最近テレビCMでやっているだろう、新型パソコンには顔認識セキュリティを取り入れることができるPCfaceと言う小型なカメラ、それは思っているより低価格なためパソコンを買う際とかに勧められると、家電を購入しなれていない者にとるとお得なのかとついつい購入してしまうような代物だ、私がそうなっただけかもしれないが
実質便利だった、パソコンを起動しなくともカメラに向かい初めに設定した表情をとると勝手に起動をするのだ、そのため他のものが起動しようとしてもまず起動しないらしい、真っ暗なままだ。
そこまではよかった、いや実際PCfaceは悪くないのかもしれない。
ところで私の話を少しさせて頂くが、普段から物書きをしているのもあるが元々外に出ることが好まず、家にこもりがちなのだ。しかし他人との会話は好きなものだから趣味として他人と会話の出来るオンラインゲームを好んで没頭することがあった、そのため過疎っていくオンラインは卒業して人の集まる話題のゲームに移動することなんてよくあったことだった
そしてそろそろいいゲームは出ないかと探していたところに、面白そうな広告を見つけたんだ。
〝PCfaceでキャラクターを自動作成!〟
最近購入してそれなりに満足しているところに面白そうな話だった、自動作成なんてことは今までにないことだ、しかしそれと同時にどうしてもクソゲー臭がしたので、興味本位でその詳細を確認したのだった。
そこからだ、私はそのゲームに魅了された。
色々見ているうちにそのゲームをやりたくて仕方がなくなった、アリスをモチーフにされていてレベル制度はなく、テクニックと武器の熟練度で強さが変わり、職業は皆が〝少年〟と〝少女〟そして彼らは幾つか用意されているダンジョンに挑戦するのだ、そしてまたそこからが興味深く
アリスのダンジョンが存在しそのダンジョンを一番にクリアしたものがアリスになる、そしてそのダンジョンはアリスのための街に変わるという。
結果、アリスになれる者は一人なのだ。
私はひたすらにそのホームページを見つめていたらしい、そんな情報を何度も何度も読み返していた、もう既にそのゲームの虜になっていた
そう、このゲームはそれから問題になっていった。
今ではニュースで多くやっている、このゲームの中毒者が大量発生したのだ、中毒者になった者は最低生活するための行動はするが働くことは出来なくなってしまった人それぞれ誤差はあるが最低限の日常動作くらいしかゲームから離れれなくなってしまった
私も例外ではないもちろん中毒者だ
しかしここに書けるようになった今ではまだマシなのかもしれない私にはまだ余裕ができたのだだがもう時間がないたえれない戻らなければ戻らなければなら
私は双子のディーだ。
(最後の言葉は乱暴に記されていた)