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トロイメライ  作者: 紅茶うさぎ
第1章
1/7

プロローグ


目の前がチカチカする。明かり、だろうか。

重いまぶたをゆっくり開く。


すると、不思議な光景が広がっていた。

たくさんの星が浮いていて、暗いはずの「夜」が明るい。それもしっかりと見えるくらいに。


――――私は・・・ねていたはず、だ。


それなのに今いるのは家ではない。夢遊病・・・にしてもこのような場所は存在しないはずだ。それでは今いるのは夢の中なのだろうか。

安直な答えに落ち着く。


「あなたが・・・レイン=スティルですね。」


「!!」


なぜ、名前を知っているのか。突如として現れた女性。知った顔ではないことは確かだ。パーマがかったロングヘアーでドレスを着ている。

ドレスを着ている人なんて初めて見た。

そこまではよく見えるのに、どうしてだろうか。顔だけはよく見ることができない。彼女は誰なのだろう。


「なんで私の名前。あなたは誰。それに・・・ここはどこ。」


気になっていた事柄を次々に述べていく。


「あわてなくても大丈夫ですよ。すぐに帰らしてさしあげます。」


綺麗な、透き通った声。


ポゥ、と音がして目の前に杖が現れた。

浮いている。


この空間はどうなっているのだろう。物がいきなり現れて、さらに浮いているなんて本来ありえないことだ。


夢の中だから?


「たしかに、渡しましたよ。」


彼女がそう言った瞬間にめまいがした。



「もとの世界に戻ったら『ティローナ』と唱えてください。そうすれば―――」


その後の言葉は聞こえなかった。




彼女が何と言ったか知る由はない。






お読みいただきありがとうございます!!

駄文ですが精一杯かかせていただきます。

どうかよろしくお願いします!

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