具備随神像
掲載日:2026/01/01
祖母の家に、とてつもなく昔からあるという話の神棚がある。
旧家だということで、祖母のさらにご先祖様が作った神棚だそうだ。
そこには箱が1つと、箱のすこし前にかかるようにして両脇に御神像が1対置かれている。
いつも祖母がこの棚にお供えをしていたのを、幼心で見ていて覚えていた。
箱の中身は、神だなということもあってこの家の昔からの守り神様だそうだ。
中は当主しか見てはいけない、というしきたりがあってみたことはない。
でもその前にある御神像については、男神と女神で、それぞれが右と左に向いて座っていた。
祖母に聞いたら、その1対の御神像は具備随神像という名前だという。
守り神様がこの家を守るために、しっかりと家を見張っているということらしい。
なんでこの名前なのかということについては、祖母でも知らなかった。
だから、その名前は知っているが、どんな神様なのかということについては、ふわっとしか知らない。




