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あとがき

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


 こちらは、私の処女作をリメイクしたものです。


 ヒロインのあやについては、私がこれまでに出会った三人の素敵な女性をモデルにしています。


・人の不幸で泣ける優しい人

・明るさの裏に陰がある人

・不思議な話し方をする人


 正直に言えば、みんな片思いの相手です。


 恥ずかしながら、今でも未練が残っているのでしょう。それを綾に投影して昇華しています。心の防衛機制です。


 綾に関する描写や、愛し合うシーンなどは無意識に力が入っていると思います。


 そんな欲の部分を表現するのは恥ずかしいと思っていましたが、あくまで作中の『僕』というキャラクターが語っていることとして、少しだけ私と切り離して考えられる気がします。




 私が小説に興味を持ったのは、『ノルウェイの森』(村上春樹)がきっかけです。


 文体・ヒロイン・精神疾患などついて、本作が影響を受けている自覚があります。


 しかし、『動物愛護』は私の中に強くあるテーマです。




 本作はフィクションですが、主人公『僕』の思想・思考は作者の私そのものです。


 心を強く動かされると、極端な考え(0か100か)になってしまうことがあります。


「すべての人間は悪だ。僕を含めて」


 以前の私はそう考えました。


 だからこそ動物や文学――直接的な人間からは離れられるものに惹かれたのだと思います。


 そういった葛藤も『僕』に投影し、少しは昇華できたような気がします。




 今後も執筆を続けます。


 本作を気に入ったら、レビューやユーザーのフォローをしていただけると幸いです。


 それでは、次の作品でお会いしましょう。




 あなたは不完全だからこそ美しい。







◇十八話にて、『斜陽』(ヨルシカ)の歌詞を引用しました。


ヨルシカ OFFICIAL SITE:https://yorushika.com/




©2025 道端ノ椿




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