勝手に召喚! 零れ落ちた僕は、望み通り異世界を一人で生きます。が、廃棄聖女たちを救っちゃったよ、どーしよー?!
夏休みに水の事故で意識を失い、意識が戻ると、家族や友人の記憶がなくなっていた。学校が始まってからも一人ぼっちでいた。家族が見かねて祖父母に預けて、転校して新たな友人ができて欲しいと願っていた。ところが、僕は一人が好きで異世界物マンガやラノベ、アニメに浸っていた。学校でも一人でいた。遠足で行ったレストランのウッドデッキに片足をかけた瞬間に、僕のグループは光に包まれていた。気が付くと、上空から落下していた? 真下には、ミノタウロス! ...。何とか切り抜けた。みんなはどこ? 探してみたが僕くだけだ! じゃあ、僕だけがしずくのように、こぼれて落ちたんだ...。
《プロローグ》
僕は、人里 良人17才。周りからは「ひとりが いいひと」と言われることもある。
夏休みに水の事故で意識を失い、意識が戻ると、家族や友人の記憶がなくなっていた。
学校が始まってから、一人でいることが好きで、いつも一人でいた。
家族が見かねて祖父母に預け、転校で新たな友人ができて欲しいと願っていた。
ところが、僕は一人が好きで異世界物マンガやラノベ、アニメに浸っていた。学校でも一人でいた。
ある日、遠足で行ったレストランのウッドデッキに片足をかけた瞬間に、僕のグループは光に包まれていた。
気が付くと、上空から真っ逆さまに落下していた? 真下には、あれは、ミノタウロス! どーしよーーー!!
あいつは、鉄の剣で切り裂くのが大変な魔獣だー。
僕は無意識に、上空に浮かぶシールド? で浮かび、デバフ粉で顔に強烈な刺激を与えて、耳から槍で一気に貫通をして、何とか倒した。
地上に降りて気がついた! あれ!僕って、何でこんなことができるのか? どこから槍? って出した? 分からないことだらけだー
まわりを見ると、この一角だけ草原になっていた。目の前には傷ついた大木があった。ミノタウロスは大きなオノを持っていた。
後は、羊の毛? が散乱していた。あれ! 大木の脇に男の子が、腕を切断され血が流れていた。助けないと、大変だーーー!!
僕は、切断された腕をキュアヒールで消毒して、ヒールで切れた腕をつないだ。よし、元通りだー。男の子は意識が戻ったので、ストレージ? からポーション? を出し、血を流していたので回復のために飲ませた。
僕は、また何で、こんなことができるのか、不思議だった。
男の子は、動けるようになっていた「迷い人さん、治してくれてありがとう」と言っていた。
この子って異世界物マンガやアニメに出てくるエルフ? と少し考え込んでいたー
「ねー、迷い人さん。僕の名前は『ジル』だよ。迷い人さんは?」
「えーと、僕は『ひとざと よしと』だよ、でー『迷い人さん』って何? って聞いてもいい?」
「えーと、お兄さん見たいに、黒髪黒目の人でー、ねーどこから来たのか知ってる?」
「いや、気がついたら、ここにいたよー」
「うん、そういう人のことだよ。僕たちエルフ族の言い伝えでは、別の世界から来た人ってなっているよ」
「それと、あんな大きなミノタウロスをお兄さんが倒したのー?」
「うん、襲われそうだから、倒したんだー」
「本当は、ここに羊を飼っていたんだけど、このようすじゃ、あのミノタウロスが全部食べやがったなー」
「ねー、お兄さんは、どこかへ行くあてはあるのー?」
「えーと、お兄さんじゃなくて、僕は『ひとざと よしと』て言うんだよ」
「うーんと、ヨシトでいい?」
「うんそれで、いいよ」
「じゃあ、僕たちの村に来る? それとも今日、泊まるところはどこかにある?」
「いや、ないねー、じゃあー、君のところに行こうかな」
ジルは大木のところに行って、何かしていた。すると、大木に大きなうろが現れた。
ジルと一緒に中に入った。なんか前に見たことがあるな。転送陣かな? と思って考えていた。
すると、ジルが着いたよ。あれ、大木のうろの前には村? が見えている。
◇◇転機Ⅰ
とまあ、こんなことがあって、魔素の濃い滅びの森の中にある聖域住む亜人の方達と仲良くなり、その方達を通して人種族の方達と仲良くなったりしてこの数カ月で一人で生活できるようになったーと喜び、楽しんでいた。あの日までは...なんで助けちゃったかなー?
僕は、聖域内に住む亜人の方達と聖域外にある羊やヤギの放牧場を守りながら、一人で快適に生活をしていたー。
え、羊飼い? そーだね、魔獣の脅威からの見守りだねー、それと魔獣ハンターや治癒師みたいなことをして生活を楽しんでいたー
ある日の夕暮れに、遠くから馬に乗った数人と馬車の音が近づいてきた。あれ、こんなところにワザワザ人が来る? 不審に思って見回りに行ってみたー
馬車が止まっていたー! おんなの人が二人? 馬に乗っていたのは数人の神殿騎士? 鎧にそれらしい紋章が入ってる? なにやら御者と話をしていたー
近づいて聞いてみたらー、えー聖女様? の体を楽しめる機会だとおー! 聖女見習も女だからついでに体を楽しもうー! なんだー、これはー、どうせ聖女は大聖女候補のリリアナに顔に火傷のキズを付けられて、どこの貴族にも売れないからなー顔は見ないようにしようぜー
俺は冒険者の時はみんなで、神官の女(回復師?)を楽しんじゃったぜー、あれは、冒険者くずれだなーなんでパラディン(神殿騎士)がやってられるのかー? どうせこの森に捨てて、魔獣に食わせるんだからー、ってここは聖女の捨て場?
御者は、遠慮するといている、聖女様の罰が当たるって言って、笑われている、でも見てるなら同罪だー、と思えてきたー!
僕はだんだんと腹が立つってきて、冒険者くずれのあとを付いてきてしまったー
馬車から二人の女性が降ろされたー、まだ僕は迷っている、知らないで済めば、関わりたくないなー
突然一人の男が、聖女の服を引き裂いている、許せないと怒りを覚えたら、体が自然に動きだし、シールド・パラライズ・ニードルを男たちの首筋や耳の下に打ち込んでしまったー、彼らは麻痺して固まったようになったー
女の子が、おにーちゃん助けてくれて、ありがとうー
あー、助けちゃったよー、どーしよー! 盗賊みたいな男達めーーー!! お前達のせいだゾーーー!! 僕は迷っていたー!
女の子が、近寄ってきたー、あ、そうだー、僕はマントを聖女様へかけたー、この子が聖女見習なのかー、と思ったー
聖女様は、引き裂かれた服のすき間の肌が見えていたー、ムチで打たれたようなキズもあるー、そして、袖口の手首にはアザがあったー! まるで拷問されたような体をしているなー、意識は失っているようだなー
僕は、聖女様をスキャンしてみてると、傷だらけだー、それにあの男達が言っていた通りに、顔に火傷のキズがある何年か前のものかー
そこで、治癒をかけることにしたー、ムーンライト.ハイヒール
聖女見習が、突然「キレイな光、大聖女様みたいなキラキラする星クズが舞っているわー」と驚いていたー
その明かりで照らし出された、おにーちゃんは、黒髪・黒の瞳ー! これは伝承にある、『迷い人』だねー
「うん、酷い事をされたようだねー、治癒したからもう治っているよー、痛みが取れたから眠ったようだねー、あのキズじゃ眠れなかったんだねー
治癒は終わったー、確認のためもう一度スキャンしてみると、うん、キレイに治癒で来ているなー
しかし、夕暮れ時、ここに放置すると魔獣のエサになっちゃう、迷いは止めることにした、家に連れて行くしかないなー
聖女見習は「男達から身に付けているものをはぎ取って、売ればお金になるよー」と教えてくれている、悪いことを知っているな...、世慣れている子なんだなー
◇◇転機Ⅱ
うん、そうだねー、このままはハンパだね、ひとまず鎧装備と武器、衣服もストレージに収納させて丸裸状態にして、人型シールドに包み地上3mの高さに浮遊させたー
聖女見習は「あなたは、色々と能力をもっているのねー、さっきの衣服はイベントリ収納ねー、それでこの男達を生かしておくのー? 私達を殺そうとしてたから、逆に恨まれてズート命を狙われるよー」
「イヤー、自分で殺したくないから、オークなら手が届くし、ウルフなら牙が届くから、魔獣のいる方向に移動させるよー」と風に流される風船のように、どこかに流されていったー
「あなたは、ずいぶんとお優しいのねー、じゃあお姉ちゃんにもあの男達のようにはしないわよねー」
「そんなことはしないよ、僕はヨシトだよ、君は?」
「あたしは、ユリナよ、お姉ちゃんはミーテルだからねー」
「じゃあー、暗くなって魔獣が来る前に、家においで」
「お姉ちゃんは、どーするの?」
さっきの男達と同じ様にシールドで包み、浮遊させたー、脇に抱えて移動させているー
さー、じゃあ行こうかー、聖女見習の子は、少し歩くと左足と左手が少し不自由なようだ
ユリナ、歩くのが不便そうだから、ちょっとここで治癒しとおうかー
えー、二年前のキズだから、治せないよー、もう慣れてるから、いいよー
僕はだまされたと思って、治癒させてねー、と言いながら、その場で、聖女見習の子の治癒をしたー、ムーンライト.ハイヒール
見事に治癒がで来ていたー
私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。
できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=