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アイラーツァ【蛇足】

*読まれる方へ*

本編には特に影響のない話になっておりますので、このお話はスルーしても大丈夫です

本当は前回でやめとこうと思った内容なので……ある意味煩悩爆裂してます

それでも良ければ、どうぞ

楽しんで頂ければ幸いです


あれから地味にひと悶着(もんちゃく)あり───



私が慌てて彼らのいるバスルームに駆けつけると、カイル氏が上半身裸で腰にはバスタオル1枚という出で立ちでファイティングポーズをとっていた。


細マッチョだが恐らく実践的ないい(からだ)、と呼ぶに相応(ふさわ)しい体つきなんだろうなぁ、とちゃっかり鑑賞しながら思う。


ただ、想像以上に傷だらけ───それも、新しい傷より古傷の(あと)がやたら目立ち、全身に散りばめられる様に残っていた。

黒髪の青年の穏やかならぬ人生が(おもんぱか)られる。


気づけばバスルームの高そうな(しつら)えの洗面台が見事に破壊されていた。

蛇口だったと思しき水道管から水が吹き出してきている。


ヤヴァい、砂漠で水は貴重品……!


私はバスルームの出入口から慌ててカイラちゃんを振り返り、水道の元栓を止めるよう頼んだ。


魔導師見習いの少女は事態をすぐに(さっ)し、身を(ひるがえ)してバスルーム横のドアの奥に消えていった。


後から聞いた話なのだが、全裸の男に背後から全力で抱きつかれたカイル氏が、そのままの勢いでサーシャを背負い投げした結果がこれらしい。


あぁ、里和(りわ)ちゃんに何て言おう……。


サーシャはと言えば、なぜか裸のままで女体化しているではないか───!


「サーシャ、なんて格好してるの!?」


私は焦って周囲を見回し、バスタオルが積み重なっていた棚から1枚抜き出し、ばっと広げてサーシャの体に抱きつくようにして包み隠す。


ちくしょう、地味に気づいてはいたが、私の体(メグさん)よりメリハリある良い体してるんじゃないの!


「だって、カイルが男じゃイヤだって言うからさー」


茶髪の美少女と化したサーシャがピンク色の唇を(とが)らせて黒髪の青年を非難する。

カイル氏はその可愛いドラゴニュート(ズメイ)の言葉に、かなり動揺した様子で私に向って言う事には───


「そんなこと言ってない! お前みたいな男と裸で()れあう気などないと言ったんだ」


なるほどなるほど。

サーシャのかわゆい勘違いって事ですか、そうですか。


「ちぇー、判ったよ〜。じゃあ───」


と、サーシャは不貞腐(ふてくさ)れた様子でそう言うと、私が抱きついていた少女の体が急にモコモコと動き出し、びっくりして視線を移すといつの間にか茶髪の青年に戻っているではないか!


「メグっちと入るからいいよ」


茶髪の青年はにこっと笑ってそう言うと、そのまま私の体を抱きしめた。


「「絶対に駄目ーーーっ !! 」」


私の前方と背後からそんな男女のユニゾンが鳴り響く。


嗚呼、前途多難。



××××××××××× 閑話休題 ×××××××××××




毎度、微修正しました


【’24/02/07 かなり追記してます】


【’24/02/19 重複箇所訂正しました】

読み直してるつもりが……毎度すみません

他にもまだまだありそう………読み返すのがコワイ

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