~この出来事によって彼が冒険へといざなわれるが、この時の彼には予想もつかなかった。編~
時々見かける「~が~が~。」という文の違和感についてと、「主語」の二回使用について
~この出来事によって彼が冒険へといざなわれるが、この時の彼には予想もつかなかった。編~
前書き書くのも疲れたので、本題に早速入るです。(今回、作者の語尾がおかしいと思いますが温かく見守ってくださいです。)
――では、さっそく。
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例文)
この出来事によって彼が冒険へといざなわれるが、この時の彼には予想もつかなかった。
物語の序章でよく見かけるような文章ですが、個人的な違和感をまたいつものように列挙です。
1、「~が~が、~」と、「が」一つの文章に二回使われていること。
2、「彼が~彼には」と同じ人物が二回出てしまっていること。
3、これが仮に三人称なら良いですが、一人称の場合は「主人公が語っている」ことになるので違和感。
余談、あらすじに使うのなら「3」の項目は省いても良いかもですです。
はい、では個人的解説に参りたいと思うでござるるるー。
うん? …………読み返してみると、別に違和感ないかもと一瞬感じましたが、ちゃんと違和感残っておりますですね。
「この出来事によって彼が冒険へと誘われること」
「この時の彼には予想もつかなかったこと」
一文の中に二つの意味が含まれていますです。
「そんなもの、句点で処理しているじゃないか」
と言われてしまいそうですが、処理しきれていないのが「彼」なのです。
例えば――
例文)
私は彼を起こすために近付き、私は彼の頬を叩いた。
……一文章で二回行動していることになります。
ボードゲームだと通常一個のサイコロを二個振るようなものですね。つまり、大事な場面で取っておきたい所です。
なので、今回はこんな感じで行きましょふ。
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例文)
この出来事によって彼の冒険はゆっくりと始まっていくのだが、当時の彼は予想だにしていなかった。
マシになったかな……。ちょっと不安が残りますが、解説行きますです。
1、「が」の二回使用をやめた事。
2、「彼の冒険」「彼は」とすることで主語を変え、二回目の「彼」を一回目としたこと。
3、一人称だと変ですね……。三人称ということで行きましょう……。
時々、指が自然とキーボードを叩いたりスマホをなぞったりして、文章が生まれていきますが、どこかでこういう事案が起きていませんかね。いや、偉そうに何を言っているんですかね私は……。
自分もあまり言えない立場なので、せめて自分の失敗を誰かの栄養にしてもらえればという気持ちで書いております。
文章の上手い下手なんて語彙力がどれほどあろうと「てにをは」さえしっかりしていれば、それなりの文章になると思うんですよね。
いやはや、この辺が潮時ですね……以上で終わります。
なんか、もうキャラが崩れかかっていますが、ここではデフォだと思ってください(_ _)