この作品は別サイトのことは触れません
柿沢「そういえば別のサイトの話はしないんですか?」
由田「前にも言ったとおり小説投稿サイトはSNSとしての性質もあるの」
柿沢「どういうことですか?あと前から思っていましたが、会長って自分の話したいこと以外話しませんよね」
黒羽「今さらだな。だから話がそれまくるんだ」
由田「まあ、簡単に言うとツイッターとフェイスブックを両方やるのは難しいってことよ!」
柿沢「なるほど。つまり、多くの人に知ってもらいやすくなるメリットもありますけど、逆に複数サイトでさらにいろんな人と交流したり、管理したりするのは難しく、両方ともおろそかになって逆効果になる可能性があるってことですか」
由田「不気味なほど、急に察しが良くなったわね」
柿沢「でも、小説投稿サイトをSNSとして利用しない人もいますよね」
由田「ええ、なにせネット小説の世界は自由なのだから!!例え、切りの悪すぎるところで更新が止まっても、いっそ小説以外を投稿してもいいのだから」
柿沢「小説投稿サイトで小説以外を投稿する?」
由田「まず小説投稿サイトに載せられるのは小説でも作品でもなく1と0の集合体のテキストデータなのよ」
柿沢「ふむふむ」
由田「まず、何かを伝えたいという意図があって初めてテキストデータは作品になる。そして、物語があって初めて作品は小説になるのよ!」
柿沢「物語のない作品?」
由田「例えば詩や、情報や思いを伝えるエッセイ、とかのことね」
黒羽「そういうのは作品であっても小説ではないだろ」
柿沢「なるほど」
由田「話を戻すと小説投稿サイトで投稿する理由は主に三つ。承認欲求を満たしたい。面白い作品を書きたい。暇つぶし」
黒羽「承認欲求を満たしたい人はなによりも量をほしがるタイプと質をほしがるタイプの二種類がいるな」
由田「そういう欲求は否定しないで向き合ってそのうえでベストを尽くそうとハッスルしなさい!!」
黒羽「でも、固定の読者はいた方が励みになるから活動報告は更新ごとに作った方がいい。経験上仲良くしたい人は活動報告に遊びに来るぞ」
由田「逆に仲良くなりたい作家さんがいる場合その人が開いている活動報告の常連になれば向こうから仲間意識を作ってくれるわ」