この作品をエタらせちゃ駄目ですか?
翌日
由田「というわけで柿沢くん。これまでの話で小説家になろうの基本は理解できたかしら?」
柿沢「はい、会長」
由田「何か気になるところはあるかしら?」
柿沢「更新が数年されていない作品ってありますよね。ああいうのってありなんですか?」
由田「ぐはっ、げほっ」
柿沢「会長、奇声を上げながら大げさによろめいてどうしたんですか?」
黒羽「それ以上言ってやるな柿沢。そういうことをする時の由田は耳が痛いことを言われてやられた感を演出しているんだ」
柿沢「えっと、なんかやっちゃいましたか?」
黒羽「由田は一つエタった作品を抱えているんだ。未公開も含めれば三つか」
柿沢「エタる?」
黒羽「永遠のエターナルから来ていて永遠に更新されない作品のことだ」
柿沢「最低ですよね」
由田「げほっ」
黒羽「まあ、そう言うな。書けないものは仕方ない」
由田「やはり作者がモチベーションを維持できなくなった時点で無理に書く必要はないわ」
黒羽「開き直ったな」
由田「だから、続きが読みたい作品があるなら作者に続けてほしいって感想欄で直接言いなさい。もしも、作者が少しでも気にしているのなら答えてくれるはずよ」