パーティ登録
同調の腕輪を塡めて、ステータスカードを見てみるとしっかりと自分とリサのステータスが合計された数値が刻まれている。『鑑定眼』でも分かっていたが、実際にステータスカードを見て改めて実感する。
これからは自分だけでなくリサの事も守らなければならないんだ。
こんな事を考えていると、いつの間にか冒険者ギルドに到着していた。
「ようこそ、冒険者ギルドへ。本日はどのような御用件でしょうか?」
「今晩は、ユリアさん。今日はパーティ登録の申請に来ました。」
「ようやく魔法使いの方が仲間になってくれたんですね。実力だけなら六層でも通じるステータスの貴方が三層で足止めをくらっているのはギルドの損失にも繋がるのでパーティを組んでくれる方が出来て良かったです。」
「ああ、じゃあ登録をお願いするよ。こっちが魔法使いのリサ、これから一緒に迷宮に潜ってもらう。」
「はい、分かりました。では、こちらの用紙にパーティ名とパーティに所属するメンバーの名前を書いて下さい。
それとステータスカードにパーティに所属している事を刻むのでステータスカードを提示して下さい。」
「ステータスカードに刻むのって何か意味があるんですか?」
「はい、勿論です。ステータスカードにパーティ名を刻むとパーティメンバーが何処に居るのか、を感覚で把握する事ができます。」
「へぇ〜、それは便利ですね。じゃあパーティ名が被ったりした時はどうするんですか?」
「その場合は後に登録したパーティにパーティ名を変更して頂きます。
では、パーティについて説明させて頂きます。まず、パーティを組む事で、得られる利点は経験値が共有される事です。
これはステータスカードに同じパーティ名を刻んであるパーティメンバー全員に共有されます。こうする事でレベルの違うモンスターでも倒す事で得られる経験値を共有する事が出来、全員がレベルアップする事が可能です。
次にパーティについての注意点についてです。パーティメンバーは1パーティにつき6人までしか登録する事が出来ないので気を付けて下さい。
後、パーティを解散させたり、脱退する時は必ず冒険者ギルドでステータスカードに刻まれているパーティ名を消して下さい。
説明は以上です。何か質問はありますか?」
「いや、大丈夫だ。ありがとう。」
「リサ、俺たちのパーティ名はどうする?」
「ん…?ユウキが考えたのなら何でもいい…。」
「ん〜、どうすっかな〜?そうだな…俺もリサもユニークスキル持ちだし、ユニークスキルの名前から取って〈双天魔〉で良いか?」
なんか痛い感じがするけど、俺ネーミングセンスが欠片も無いし、もう何も思い付かんわ。これでダメならリサに頼も。
「ん…良い。」
「本当に良いのか?」
「ユウキが私の事も考えてくれた名前…」
「そうか。じゃあよろしくお願いします。」
「はい、分かりました。〈双天魔〉ですね。では、二人ともステータスカードにパーティ名を刻むのでステータスカードを提示して下さい。」
こうして俺たちパーティとなった。