第十六話 食事処「レオン」
ライズ「ここ凄い豪華だねぇ」
ロッド「ほんとそれな」
アリー「…初めて来た」
アリー「レイスより…良い…」
ライズ「あ~!それ私の!!」
ロッド「早いもん勝ちなんです~だ!!」
レイン「…」
アリー「…どうかした、レイン」
レイン「…いや」
スベラル「…体調悪いなら休んだ方がいい」
レイン「…体調が悪いってわけじゃねえんだ…ただ、な…」
アリー「…まさか」
スベラル「…ライズの事、好きなの?」
レイン「…言わなくても、分かんだろ…」
アリー「…そう」
レイン「…」
スベラル「…残念」
レイン「…分かってる」
スベラル「…まだ何も言ってないけれど」
レイン「…これから起こる事を考えたら、無理なのは分かってる」
レイン「…何を言ってるか分からねえと思う…俺にも分からねえ」
レイン「…ただ…分かることは…」
レイン「…自由へ向かって進撃する…それだけだ…」
アリー「…レイン…?」
レイン「…世界は残酷だ…」
レイン「頑張った奴は死に…怠惰な奴は生き残る…」
レイン「好きな人は取られ…嫌いな人は残る…」
レイン「…俺には…仲間なんていなかった…」
レイン「…いや…いらなかったのかもしれねえな…」
レイン「…アリー…スベラル…良いことを教えてやる…」
アリー「…何」
スベラル「…」
レイン「…自由を掴むために進んだ者は、永遠の自由を手に入れられる」
レイン「…それの代償は計り知れないだろう」
レイン「…ただ…そこから見た景色は…」
レイン「どれよりも美しく…そして…どれよりも残酷だろう…」
スベラル「…レイン、何言って…」
レイン「…俺は、どこまでも進撃する」
レイン「たとえこの世界を食い荒らしたとしても、全人類を殺したとしても」
アリー「…っ!!」
次回 進撃




