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仲間の集結

アキラ「おーい、ユウ大丈夫かー?」


ユウ『…あぁ、大丈夫だ……』


ナツ「本当に大丈夫か?、元気ないじゃん」


マサキ「実はさぁ」




マサキが合流組に説明中……




アキラ「なるほどなぁ」


ナツ「昔にもこんな事あったなぁ」


春嵐 〈昔って?〉


ナツ「マサキとミツルが女の子にめちゃくちゃモテる時期があってさぁ、ヤンキーに目を付けられて拉致られた事があって、相手結構な人数いるから警察に頼もうって話になってんだけど、ユウとサイとアキラが切れちゃって3人で突っ込んでったんだけど、サイとアキラは相手が戦闘不能になるくらいで止めるのに対してユウはヤンキー達を全滅させたあとも攻撃し続けてたからサイとアキラが止める羽目になったって話だ」


春嵐 〈ユウさんって怖い人なんですか?…、今のイメージと違うんですけど…〉


ジュン 〈うーん、多分これから付き合って行けば分かると思うけど度が過ぎるほどの仲間想いなんだ、それこそ自分の命捨てて仲間を助けようとする奴なんだよ…〉


燐火 〈そんな奴中々いないよ、私達が大事にしてあげないとねぇ〉


アキラ「ホンマ危なっかしいやっちゃ、こわーて目離せへんちゅーねん」(笑)


そんな話をしているとミツルと赭土も合流した。


ミツル「みんなお疲れー、魔法使うのやっぱり難し……?、あれ?、なんでちょっとしんみりしてるの?」


アキラ「まあいろいろあったんや、後でわいが話したるわ」


ミツル「そうか、いろいろねぇ」


瑞光 〈よーし、みんなの回復終わったよー〉


暁闇 《助かったぜ瑞光、ありがとよー》


瑞光 〈う、うん〉(照)


暁闇 《とりあえず、全員の初顔合わせだから紹介していくか》




紹介中……




暁闇 《てな訳でこれからよろしくって事で、ハァ疲れた(小声)》


『「「「「「「よろしくー」」」」」」』

《〈〈〈〈〈〈よろしくー〉〉〉〉〉〉》


ユウ『よし、帰るか』


みんなの視界が暗くなった、暗黒の先から一点の光が近づいてきて今度は光に包まれた。


パッ


視界が開けるとオニキスのダイニングに戻って来た。


ナツ「ふぅ、無事みんなで帰って来れたな、よかったー」(笑)


アキラ「ホンマや、しっかし腹空かへんか?、バタバタして今日なんも食べてへんわ」


アキラがそんな事を言っていると扉が開いた。


ベガ「お帰りないませユウ様」


ユウ『…おうベガ、ただいま…』 


ベガ「?、皆様もお疲れ様でした、夕食のご用意が出来ておりますどうぞお召し上がり下さい」


ナツ「やったー!!もうお腹ペコペコだよぉ」


ユウ『ベガ、みんなの面倒見てやってくれ…、オレはちょっと疲れた先に休ませてもらうよ…』


ベガ「…承知しました、あとでお夜食でもお持ち致します…」


ユウ『ベガ、いつもありがとうな』


ベガ「いえ」


一礼するベガの横を通って、ユウがダイニングを後にした。


マサキ「ユウの奴やっぱりまだ気にしてるみたいだな…」


ミツル「何があったんだ?」


ジュン「マサキとミツルが拉致られたことあったろ?、万雷があの時のヤンキーみたいな事になったって言ったら分かるか?」


ミツル「あぁ、なるほどな、ん?、でも落ち込む意味がわからないんだが?」


マサキ「オレらが死んだら相棒も死に、相棒が死ねばオレらも死ぬ…」


ミツル「!、そういうことか、万雷を殺す=サイを殺す、んでサイを殺しそうになったからあぁなったってことね」


サイ「オレが、足引っ張ったから」


アキラ「それはちゃうで、あいつも初めての強者との実践や、ユウも余裕無かったんちゃうか?」


この話を聞いて悲しそうな顔をするベガを見てメイドの1人がベガに話しかける。


「ベガ様、皆様のお世話は私共が致します、ベガ様はユウ様のところに…」


ベガ「申し訳ないけど、お願い出来る…?」


「「「「はい」」」」


ベガは急いでユウの元に向かう。


ユウは自室のベッドで横になっていた。


ユウ『はぁ、明日からどうしよう、みんなにどんな顔して会えばいいんだよぉ……、なんか埋め合わせしなきゃなぁ』


コンコン、


ユウが独り言を喋っていると扉をノックする音が聞こえた。


ユウ『…はーい』


ベガ「ベガです、少しよろしいでしょうか」


ユウは起き上がり扉を開けた。


ユウ『ベガ、どうしたんだ?』


ユウは自室の椅子に向かって歩み始めた。


ギュウゥゥ、


ユウ『!!、ど、どうしたんだベガ?!』


歩み始めたユウを後ろからベガが抱きしめた。


ベガ「何があったかある程度聞いた…、辛い時くらい頼ってよ…」


ユウ『ごめん…』


ベガ「なんでユウは、いつも1人で抱え込もうとするの?、そんなに信用出来ないの?」(泣)


ユウ『そんな訳無い!、信頼してるに決まってるだろ!」


ユウは向き直って真剣に伝えた。

するとベガはユウをベッドに押し倒した。


ユウ『お、おい』


ベガ「私にあなたの辛い事も楽しい事も分けて欲しい」


ベガはユウにゆっくり優しいキスをした。


ユウ『あのさ…、ベガさん?、こんな事されたらオレは漫画の主人公みたいに我慢出来ないですよ…?』


ベガ「我慢しなくていいよ…」

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