夢の序章
初心者です。
長い夢を見た気がする。
俺は気がつくと、大草原で仰向けになっていた。
しばらく綺麗な蒼い空をみていた。
「ここはどこだ?」
この疑問がはじめに浮かんだ。俺はあの時ロープを首に掛けたはず、、、。
そんな事を考えていると、何処からともなく音楽が聞こえてきた。その曲は、何処か懐かしくて、聴いたことは無いはずなのに、遠い昔を思い出す気がした。自然とその曲に惹かれるように音がした方向に進んでいく。しばらく歩いていくと、遠くの方に小さな村みたいのが見えた。しかし、何だか俺が住んでいた世界と違う村に見えた。だが、同時に懐かしいとも思った。その事を考えていると、胸が切なくなり、暖かくなった。
気がつくと、町に引き寄せられるように歩を進めていた。
町の入口に着くと、遠くからは、見えなかったが長い階段があった。階段は、天にも届くような高さだ。俺は不思議と、絶望しなかった。そして、この階段を登ろうと決意した。階段の登って向こう側に行きたいと思った。そう考えると、最初の一歩を踏み出した。
登っている途中で、いままでの17年間の走馬灯が見えた。不思議と怒りや悲しみはなかった。何時間いや何日たったのか分からないが遠くに頂上が見えた。それからは、最後の段まで走り抜けた。希望を胸に。
まだまだ続きます。