ペルダン
潔しを栄誉とする者 ペルダン
始まりの十人の一人で、コクマのミロワールから分け与えられた[知恵の実]を食べ、ホドの地を魔法都市にした人物。
ネツァクのガニアンとは非常に仲が悪く、けれど、魔法の文化がまだ発展途上だった時代にネツァクとの勝負で勝てないことを悟った彼女は潔く負けを認め、領土争いに終止符を打ちました。
ガニアンと一緒にしなければ、かなり冷静に物事を見極める目があり、戦いにおいても、それが譬敗北であっても、そこにある潔さをこの上ない誉とする性格です。ただ、何故か気づくとガニアンが隣にいるので喧嘩ばっかりしています。それがロワの頭痛の種になっていることはやはりペルダンも気づかないのです。
イェソドのシエルに宥められ、冷静になることもありますが、やはりガニアン相手だと譲れないところがあるような、闘志を秘めた魔法使いです。
容姿は短い赤髪で青い瞳を持っています。ボーイッシュな雰囲気を纏っており、その見た目に違わず、男勝りなところも。エペが「女を捨てている」と言っても反応しませんが、ガニアンに言われるとむかっ腹が立つようです。
[知恵の実]を食べた証として彼女が得たのは壮麗な錫杖。それを媒体に強力な魔法を放ちます。
そんな彼女の能力は引力を操ることです。魔法の詠唱なしに、数多の人間を地べたに這いつくばらせることができる能力です。
翼は二対です。




