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スリジエ

 美を疎む者 スリジエ


 始まりの十人の一人で、ティファレトを司ります。彼女は他の九人の中でも最も幼い容姿をしている所謂幼女で、可愛らしい姿をしているのですが、どうもそれがコンプレックスな模様。

 領土決めについてはケセドのリーと同様、あまり大きさを求めず、農耕を営む都市として小さな領土を得ました。リーと違うのは、リーは自給自足ですが、スリジエはより良い作物を他の都市にも提供する、という発想に基づき、ティファレトを作り上げていきました。

 [美]を司るティファレトですが、そこを管理するスリジエは、美を疎んでいました。というのも、自分の容姿にコンプレックスを抱いていたからです。

 スリジエというのはフランス語で桜という意味です。桜は美しい花の代表格といってもいいでしょう。

 けれど、スリジエの容姿は桜のような「綺麗」ではなく「可愛い」でした。もう少し名にそぐった大人びた美しさを持ちたかった、というのが彼女のコンプレックスとなり、美を疎んじる原因となっています。

 そんなスリジエの能力は魔法攻撃を花に変えて無力化するというものなのです。その能力の美しさが、更にスリジエのコンプレックスを加速させます。

 始まりの十人の中でも、ロワが特段に可愛いを連呼するものですから、彼女はロワにむかっ腹を立てており、嫌っています。

 もちろん、自分が作り上げたティファレトの美しい景色に思い入れがないわけではないので、それを滅ぼそうとする闇の女神も嫌っています。



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