フネートル
知識を蓄え泉とした フネートル
始まりの十人の一人で、コクマのミロワールを姉に持ちます。
天然でふわふわキャラの姉に振り回され気味な苦労人です。真面目な性格と、ちょっと姉への心配性なところがあり、姉のボケをさりげなくフォローしています。
姉のミロワールは知恵の木に水やりをしていましたが、その水はフネートルが司るビナーの地下水を掘り出した泉から汲んだものです。というわけで、知恵の木を育てるのに弟も貢献したのだとミロワールが生命の神に伝えたことにより、フネートルも[知恵の実]を食べる権利を与えられ、証として、腕輪を授けられ、左手に常につけています。
先にロワを振り回している一人として紹介しましたが、フネートルはフネートル自身が振り回しているのではなく、天然な姉のフォローのために立ち回った結果、ロワを振り回している、という形になっており、ロワに次ぐ苦労人です。
[知恵の実]を育てた水としてビナーの泉は生命の神から[知識の泉]という回復能力がある不思議な力を授けられました。生命の神が生きとし生けるあらゆる生命を活性化させることを目的に泉に力を与えたから、生命力を回復する力が宿ったのではないかと考えられていますが、その神秘については、まさしく神のみぞ知る、といった感じです。
フネートルはフランス語で窓という意味です。フネートルはミロワールほど[知恵の実]を食べたわけではないので、知恵を窓から少し覗いて、そこから知識と照らし合わせて探求していく、ということで、ありとあらゆる方面……セフィロートの歴史の窓を解放する土地にビナーを育てました。
フネートルは勉強熱心なので、セカイに存在する全ての魔法を自由自在に操る能力を持っています。
容姿は薄緑の髪が姉と同様緩くウェーブがかっており、彼は肩にかからない程度で切り揃えています。魔法使いらしく、シンプルなシャツとスラックスの上にローブを羽織っており、顕現したときの翼は二対です。




