表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/44

ダート

 人々に授けられし叡知 ダート


 ダートというのは魔法とは違う特殊能力のことを言います。魔法との大きな違いは詠唱がないこと、魔力を使わないことです。ダートという力を持つが故の代償か、ダートの使い手は決まって、魔力量が少なく、魔法が使えないとされています。

 フェイのように神様の化身となることで神様の魔力を使えるようになったり、リアンのように天使から魔力を分け与えられたりする場合は例外です。

 また、ダートは魔力が少ないために魔力探知に疎いですが、リアンやリヴァルのように闇の女神と戦う目的で与えられたダートの使い手は、女神の闇の魔力や神性を感じ取ることができます。

 さて、この項目が何故魔法などの項目になく、地名由来の項目にあるかというと、実はセフィロートの地名由来である、生命の樹のセフィラーに関係があるからなのです。

 生命の樹のセフィラーはかつて十一とされていたようです。今はケテル、コクマ、ビナー、ケセド、ゲブラー、ティファレト、ネツァク、ホド、イェソド、マルクトの十のセフィラーとされていますが、かつてはそこにダートというセフィラーがあったとされています。ダートは[叡知]のセフィラーです。

 ですがその[叡知]というのがコクマの[知恵]と被る部分があるということで、ダートはセフィラーではなくなりました。

 故に幻の十一個目のセフィラーとされています。

 なんとなく、「幻の〜」ってつくとカッコいいな、と思ったのと、皆さまに隠された第十一のセフィラーを知ってもらいたく、このダートを起用致しました。

 ダートが[叡知]を司るということは、さりげなく本編にちりばめられています。時折、ダートの使い手であるリアンやリヴァルが[叡知を持つ者]と呼ばれるのは、このためです。






 いかがでしたでしょうか。

 まだ「氷の剣士は炎の勇者に立ち向かう」をお読みでない方は、興味を持たれましたら是非、読んでみてください。

 また、すでに読まれた方も、読み返して楽しんでいただけたら幸いです。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ