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リヴァル
炎の勇者 リヴァル
「氷の剣士は炎の勇者に立ち向かう」では主人公のライバル役、「その剣を手にするは誰か」では主人公を張ってます。
ライバルという言葉からなんとなくわかるかと思いますが、「リヴァル」というのはフランス語で「好敵手」という意味です。英語と完全に同じ発音もたまにありますが、ちょっとひねりの効いたところが、個人的に好みだったのだと思います。
リヴァルは「氷の剣士」の段階ではまだ未熟な感じで、「その剣」だともっと未熟な感じなんですが、ラストにはどんな成長を遂げてくれるのか楽しみにしながら書いています。
リヴァルは王道系の主人公にしようかな、と思いつつも、リアンに勝てない、師匠に勝てない、というコンプレックスの塊にしました。「その剣」でどうやってその壁を乗り越えていくのやら。お楽しみに。
リアンと同じくダートの使い手で、リヴァルはダートを操ります。ダートという特別な力を持つことを誇りに思いながら、少々傲りがある、という主人公よりライバル気味な性格になったのは、やはり名前のせいでしょう。