ミル・フィーユ
千枚葉 ミル・フィーユ
美味しそうと思ったそこのあなた。ミルの木の葉の刃によって駆逐されてきてください。
一見ふざけた名前にも、ちゃんとした意味があるのです。
まず、このキャラクターを作るに至った経緯は、「魔王四天王以外にも、魔王軍の強いキャラ出さないとストーリーの幅が広がらない」というところからでした。
そこから話はセフィロートの魔法の基礎五属性の話を思い浮かべました。
魔王四天王は火、土、風、水しか属性が揃っていません。セフィロートの基本五属性の中には加えてもう一つ、木属性があるのです。
というわけで木属性のキャラを作ろう、となったときに注目したのが、言うまでもなく、このキャラクターの名前のモデルになったミルフィーユというケーキです。
ミルフィーユは、元々フランス語で、ミルが千という意味で、フィーユは葉っぱを表します。ミルフィーユというケーキの名前は何枚も何枚も葉っぱのように積み重なったケーキの様子を指してつけられた名前なのだそうです。
木属性と言えば葉っぱ。葉っぱを操る魔法使い、ということで、ミルの設定はできました。
ちなみにミルは当初、魔王四天王に選ばれなかったことを妬みましたが、魔王四天王の実力を目の当たりにしてから、一周回って尊敬するようになった子です。ちなみに一番尊敬しているのはサージュで、戦闘スタイルはサージュに似ているところもあります。




