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かげろう  作者: ベートーベン
第一章:月光
3/4

 3・正義と悪の境は脆い

 今回は短いです…((汗

……というか、この前書いておいた話をちょこちょこ修正して更新しただけなんです…( ̄_ ̄;)


 …すいません、そ、それでは、良ければ読んでいって下さると大変嬉しいですっ!!\(≧∀≦)/

 ――…少女は男達を睨みつけながらソロソロと足を動かした。


 (こいつらは倒さないといけない…わだじが倒さないと!がだきをとるんだ…)


…鋭い爪を男達の方へと向け、いつでも飛びつける様に姿勢を整える。

…思ったよりも落ち着いていた。

ドクンドクンと鼓動が音をたてる。


……あと三歩…

……あと二歩…

男の隙を見て少女は地面を蹴り、宙を舞う。


 (…今だ!)


少女は男の背中に爪を突き立て、そのまま爪を抜き、今度は首もとに鋭い歯で噛み付いた。

…すぐに男の喉もとからは血が溢れ出し、少女の頬に飛び散っていった。

少女はその血を舐め取るとその男を見下ろした。

それから倒れた男の首を何度か蹴りつけ、今度は頭に乗っかり思い切り足で踏み付けた。

…男の嗚咽を満足そうに聞きほれていると、少女は頭に強い衝撃を感じた。


 「何だ…。何なんだお前…。」


細身の男が怯えた様な目つきで少女をにらみつける。

男の手にはどこで拾ったのか、鉄のパイプが握られていた。

少女もにらみ返し、男の腕を素早く蹴りつけた。

後頭部の痛みもあったが、今はそれにひるんでいる場合ではない。

 …男の手が緩み、手に握り締めていたパイプが地面へと大きな音をたてて落ちる。

少女はそれを拾い上げると、パイプを男の方へと向け、弧を描いて男の胸元を殴りつけると、その攻撃に怯んだ男に馬乗りになり、すぐに心臓めがけてパイプをつきたてた。

男の心臓からドクドクと血液が流れ出し、少女の華奢な腕と手を濡らした。

 ---少女は、気絶していたもう一人の男の太い首を上半身から切り離すと、何度も何度も、動かなくなった男達の体にパイプを突き刺した。



 …暫く経ち、少女と男達だけがその場に残った。

少女は傍に転がるその残骸を見て、思う。


 「…私は・・勝ったんだ…」


・・また、鼓動が鳴り響く。


 (私は・・私は生きている…)


自分の両手を見てみると薄黒くなった血がこびりついていた。

少女はそれを見て嬉しそうに笑う。


 「…ふふ…わだじがだぎをどった!!ざまぁみろ…」


喜びが少女の身体をつきぬけ口もとから歓喜の笑みが漏れる。


 「ふふ、ふふ、もうこれででぎはいない。もう、大丈夫…。」


 ーーー…満月に照らされた血だらけの少女の笑い声だけが闇夜に不気味な程響いていた。




 少女怖…(汗)

でも人間って、本当に善と悪、両方はいっているので、私の中にもきっとこんな部分があるんだろうな~と思います…(--;)

…そして…そろそろ衝撃的な事が起こる予定です…。

おそらく次回か次々回に書くと思いますので、宜しければ読んでいって下さい><

(図々しい)

 ――…それでは、ここまで読んで下さり本当に有難うございました!!

毎度いっておりますが、感謝ですっ!!。+。(T-T)。+。

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