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ラブポイント〜たきなと一護の場合〜  作者: 優樹


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4/11

4 目覚まし

PiPiPiPiPiPiとリビングの方でスマホのアラーム音が聞こえる

「う…ん」(何だろう体の上に何か重いものが乗ってる気がする…)

 一護がたきなを抱き枕のようにぎゅっと抱きしめていた

たきなが目を開けると目の前には一護の顔があった

 「のわぁあ!」たきなは思わず大きな声を出し起き上がる

「…うるせぇ。」一護はまた眠りにつく

ドッドッドッとたきなは心臓がなる

「なんで…まぁいっか」朝だから面倒くさくて考えをすてる

PiPiPiPiPiPiアラームがまだ鳴り続けている

「…はいはい今行きます」たきなはリビングに向かう

朝の5時45分たきなはアラームをとめスマホの充電が50%になっているのに気付く

「やば!充電さしてない!」リビングに置いてある充電器をさす

「顔洗おう」たきなは洗面所に向かい顔洗って簡単に身支度して

キッチンに向かいお弁当を作っていく

まずは冷凍の枝豆とコーンを電子レンジでチンしといてその間に玉子焼きを焼いて、アスパラベーコン焼き、のり塩ポテトを作っていく

枝豆とコーンと塩昆布とお米を混ぜおにぎりを作っていく

そして昨日のカツを乗せお弁当が完成する

時計を見ると6時半になっていた

「やば!朝メシ作らないと」たきなは昨日下準備していた物を冷蔵庫から取り出しそれを焼いていく


PiPiPiと寝室からアラームがなる

「うるせぇ」一護はアラームとめ布団に潜るが隣で寝ていた奴がいないことに気付く

「いねーじゃん」一護は起き上がりリビングに向かうと美味そうな匂いがした

「あ、おはよう。もうすぐご飯できるけど久我も食べる?」たきなが何か作っていた

ぐぎゅるぅるぅ腹の音がなる「……食う」

「なら先に顔洗ってきなさいよ。もうすぐできるから」

「…おう」一護は洗面所に向かい顔を洗う

ピンポーンとチャイムがなる

「はーい」とたきなが返事するが料理しているため出れない

「久我制服届いた受け取って」

「分かった」一護は顔を拭き脱衣所にあったカゴに入ってる制服を持って玄関に向かう

「おはようございます。こちら久我様と近衛様の制服でございます。受け取りの承認お願いします」

従業員が一護に端末を差し出す一護もスマホを出して読み込み承認する

「ありがとうございます。ではそちらの制服を頂きます。」従業員は昨日の制服を貰って頭を下げ次の部屋へと向かう

一護は貰った制服をリビングに持っていく

机には珈琲とサラダとフレンチトーストが置いてあった

「ありがとう制服貰うわ」たきなは制服を受け取った後自分のサイズか確認して脱衣所に持っていき着替える

「久我はブラック珈琲で良かった?」戻ってきたたきなに言われる

「…おう」

たきながマグカップに珈琲を淹れ一護に渡す

「食べましょう。頂きます」たきなは手を合わせフレンチトーストを食べる

「頂きます」一護も手を合わせ食べる

「…うまい」一護がボソッと言う

「良かったお口にあったようで」

「これお前が朝から作ったのか?」

「お前?」たきなが睨みつける

「……近衛が朝から作ったのか?」

「そうよ、なんならお弁当も作っといたから感謝しなさい」ふふんとたきなは偉そうに言う

「……」

「何よ?」

「昨日も思ったが意外と言うか何で作れる?」

「?あぁ…料理できること?」

「俺らは作って貰うのが普通だろ」

「確か久我家って超有名な日本を支えるトップ企業様だっけ?まぁあんた達金持ちのボンボンだからそれが当たり前よね…」

「そう言う近衛家も有名だろ」

「……」たきなは黙り暗い顔をする「…私近衛家の人間じゃないから」

「?」一護は首を傾げる「どう言う意味だ?」

「ごちそうさまでした!」たきなは完食してお皿を片付ける

「久我のんびり食べてる所悪いけどあと7分以内に出ないとポイントがつかないし、授業に間に合わない急ぐわよ」

「あぁ、分かった」一護は最後の一口でフレンチトーストを食べて身支度をする


そして2人で学校に向かう

寮から歩いて10分ぐらいに学校がある

学校の門には沢山の警備隊が待っており

入る前に2人は荷物検索とスマホをかざしてパートナーが2人同時に入ったか確認されポイントが付く

ピロン5ポイント

「本当にふざけた学校だな」一護が言う

「ここに日本の未来を背負う子供達が一斉に集まっているんだもの警備が厳重なのは仕方ないわ」たきなはカバンにスマホを入れる

「いや、そうじゃなくてこのポイントが」

「ラブポイントのこと?」

「何がラブポイントだ。気持ち悪い」

「まぁ気持ちは分かるけど政府が決めた少子化対策やら人との関わりが少なった現代に必要不可欠って事で導入された訳だけど。そんなの5年前に決まった事だし今更言っても仕方ないじゃない」

「そもそも人との関わりなんて自分で決めればいいだろ。勝手にパートナー決められ行動を共になんて学校がそれをしていいのかよ。おかしいだろ」

「この学校は最先端が売りなのよ?それともし私とのパートナーが嫌なら誰かと交代して貰ったら?昨日久我ファンクラブの人達にパートナー解消しろって脅されたおかげで食堂に食べに行けなかったのよ」

「…別にパートナーを解消したいわけじゃねーよ」ボソッと言う一護

「ん?なにか言った?」聞き取れなかったたきな

「食堂の件は俺のせいではないだろう…」

「久我ファンクラブの人達だから久我の責任よ」

そんな会話をしていたら後ろから声がかかる

「よーっす一護じゃん!ちゃんと今日はパートナーと仲良く登校してんじゃん」千隼だ

「…お前は朝から元気だな千隼」千隼に後ろから抱きつかれウザそうに答える一護

「一護は相変わらず低血圧で朝弱いよな!カルシウムを摂れ!そして大きくなるんだ!」

「178あれば充分だバーカ」

「それになんでカルシウムなの?もっと他にもあるでしょうよ」桃が疑問に思う

「おはよ~!一護、近衛さん!」

「おはようございます桃さん」たきなは軽く頭を下げ挨拶する

「相変わらずかたいね近衛さん!ww」

「昨日のチャット交換のおかげで助かりました。ありがとうございます。それとこれを」

たきなはカバンから取り出し桃にお菓子の詰め合わせを渡す

「え?なんでこんなに貰っていいの?」桃は驚く

「はい。昨日の焼きそばパンのお礼も兼ねてます。好きなお菓子が分からずお菓子セットにしてみました」

「ありがとう!これ私が好きなやつだ」桃はカバンに仕舞っていく

「一護朝食食いに食堂に来なかったけど大丈夫かよ?寝坊したんか?」千隼が心配そうに一護に聞く

「いや、部屋で朝メシ食べたから」

「うえぇ!一護朝弱いのにまさか自分で作ったのか?今年一番の出来事になるぞ!」

「はぁ?なんでだよ……近衛が朝メシ作ったんだよ」

「「?!」」千隼と桃が驚きたきなを見る

「近衛さん料理できるの?超人じゃん」桃が驚く

「は?え?一護人が作った手料理食べれたんか?」

「いや、料理は誰かが作った物だからどれも手料理だろ。何言ってんだ」一護があきれる

「いや、そうなんだけど。ちがくて、一護女子からの手作り菓子とか全部断ってたじゃんか!!」

「そうだよ!中学の時桃の作ったクッキーだって食べてくれなかったじゃん!!」

「お前のクッキーは食い物じゃなく、別の何かだったろ」

「ひどーい!!頑張って作ったのに!」

「…確かに桃の作ったあれは食べ物じゃなかったな…」千隼が遠くを見つめる

「お前腹下って2-3日寝込んだよな」

「食べた後の記憶がないんだよなぁ~」

「2人して本当に酷いし失礼だよ!!」桃の機嫌が悪くなる

「お菓子作りは繊細と言いますし難しいと思います。私もお菓子を作れと言われても無理ですよ…」たきなは桃のフォローする

「近衛さん!!」桃はたきなに抱きつく

「私近衛さんと結婚するぅ!」

「それはちょっと」たきなは拒否する

「がーん!なんで?!近衛さん今私のフォローしてくれていたのに!!」

「それとこれは違います」たきなはきっぱり断る

「うわーん!振られた!」

「ぶはっ!桃だっせー!ww」千隼が笑う

「ふっ」一護も笑う

「3人とも酷いよ!」

「今日の一護朝から何か機嫌がいいな」千歳が言うと

「ほんとー!何か良いことあったの?」桃も同意する

「はぁ?別に普通だろ」一護は否定する


そんなこんなで教室に着くと常盤 光が既にいた

「あれ?今日は皆で登校なんだ。おはよう」爽やかな挨拶する光

「おーす。光は登校早いなー」千隼が光に絡む

「あぁ今日はパートナーの彩葉さんが先生に用事あって早めに来たんだ」隣にいた善家彩葉と目が合う

「おはよ善家さん!!始めまして私花園 桃です!クラスメイトになれて嬉しいな!よろしくね」

「…おはようございます善家 彩葉と申します。よろしくお願いします」ぺこりと頭を下げ彩葉は光に話しかける

「常磐君それじゃこれをお願いします」紙を渡して彩葉は教室を出て行く

「何の紙?」千隼が覗く

「これは申請書だよ」

「なんの?」桃が聞く

「彩葉さん明日から朝練があるから一緒に登校できないからそれの証明書の申請書だよ」

「あ~!ピアノの!」

「それにしても今日は珍しいね一護が皆と登校なんて」光が一護に話しかける

「…まぁな」一護は自分の席に座る

たきなも自分の机に荷物を置き弁当を取り出す

「久我後ろの冷蔵庫に弁当をしまって置いたほうがいいわよ」

すると教室の皆が驚きたきな達を見る

((((((お弁当?!))))))

「「「お弁当?!」」」千隼、桃、光が声に出して驚く

教室の誰もが聞き耳を立てる

「え、ええ。そんなに驚くことかしら」たきなは居心地悪そうな顔をする

「…っチ、俺が頼んだんだ」一護がたきなの弁当を取り自分の弁当と一緒に後ろの冷蔵庫にしまう

「な?え?まさか近衛が一護のために作ったのか?」千隼が驚く

「そうだけど…」

「あの一護が人に頼むなんて…驚いたよ…」光も驚きを隠せない

「やっぱり今日の一護熱があるんじゃないの?」桃が一護に近寄り熱を測ろうとする

「やめろ」一護は嫌がり桃の手を払いのける

「一護ってちゃんと人が作った手料理食べれたんだね安心したよ」光が言う

「お前まで何言ってんだ?喧嘩売ってるのか?」

「あ、それ俺も朝言ったやつ。じゃなくて!いやいや昨日の今日でお前達2人に何があったんだよ…驚く事ばかりだよ」千隼は心配そうに言う

「「別に何も…」」一護とたきなは言い切る

ワヤワヤと千隼達が一護に詰め寄り問いただすが何も答えない一護

チャイムがなる

「おーい、お前等もうすぐ授業始まるぞ席に着け~」斎藤先生がやってきた

「斎藤!!それどころじゃねーって!!」千隼が言う

「斎藤先生な!次ちゃんと先生と言わなかったら反省文書かすぞ千石」

「うげ」千隼は大人しく席に着く

皆もそれぞれ大人しく席に着きHRが始まる


千隼と光と桃の3人がグループチャットで会話する

千隼が驚いたスタンプを連打する

「おいおいあの一護が弁当ってヤバイだろ…!!」

「びっくりしたね。今日は槍でも降るのかな」光も頷きのスタンプを送る

「たった一日で何があったんだろう?あの一護が弁当頼むってありえなくない?」桃も?スタンプを連打して

「それに朝近衛さんが居たのに一護が笑ったんだよね…」と打つ

「?!」光が驚く

「そう!俺も思ったんだよ!俺等以外に笑うこと今までなかったのに」

「さっき一護に問いつめたけど何も答えないし」

「これは近衛さんに問い詰めるべきでは?」

「「賛成!」」

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