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Chapter47 「タケルの一番長い日」 【地球】

Chapter47 「タケルの一番長い日」 【地球】


 「この前誘拐された時は騒ぎにならないように、八神に家に電話するように言われて、友達と温泉旅行に行ってることにしたんです。七海ちゃんと1カ月一緒に住んでる時は一人暮らしを経験するためにウィークリーマンションに住んでることにしました。でも両親は私に付き合ってる男性がいると思ってるんです。もういろいろと誤魔化しきれなくなってきてるんです」

「そんなこと言われても、俺も説明できないよ」

「レズビアンだなんて言えないですし、宇宙人と交流があるなんてもっと言えないです。拳銃を撃ってるなんてとてもじゃないけど言えません。水元さん、私の彼氏って事にして両親と会って下さい。お願いします。辻褄が合うようにして欲しいんです。エアガンも水元さんが勧めたってことにして下さい。この前の誘拐は水元さんと旅行に行ってたってことにして下さい。1カ月七海ちゃんと住んだのも水元さんの部屋にいたことにして下さい。水元さんの部屋にいたのは間違ってないですし」

私は佐山さやかの申し出に驚いた。正式な彼女はいたことがないし、まして彼女の親に会うなんてハードルが高すぎる。想像しただけで熱が出そうだ。何よりも怖かった。もし厳しいお父さんだったら。和服を着た気難しそうな男性が『お前みたいなどこの馬の骨ともわからない男に大事な娘をやれるか』って怒鳴って湯飲みを投げつけてくる・・・・・・ムリ!。

「いや、彼氏って、ご両親に会う服も持ってないし、何を話せばいいんだよ。責任取れとか言われるんじゃないの? お父さんどんな人なの? 怖いんじゃないの? 湯飲みとか灰皿とか投げてこない?」

「いつの時代のお父さん像ですか! 父は大人しい人です。大学で心理学を教えてるんで物事を冷静に見る事ができます」

心理学! なんか心を読まれそうだ。とても嘘などつけない。

「うーん、佐山さんから説明すればいいんじゃないの? 彼氏のプロットは俺が作ってあげるよ。そうだ! 七海がイケメンに変身して佐山さんのご両親に会えばいいじゃないか!」

私はニセ七海の唐沢を男に変身させてなんとかしようと思った。

「タケルさん勘弁してくださいよ、私の心はすっかり女性なんです。男性に変身して芝居するなんて無理ですよ。それにMM星人には家族という概念がありません、話を上手くできる自信がないですよ。きっとボロがでます。私は宇宙人なんですよ」

「都合のいい時だけ宇宙人になるなよ! なんで宇宙人がノリノリでモデルやってるんだよ! アイドルデビューしたいなんてすっかり地球人じゃないか!」

ニセ七海の唐沢の言うように、家族の話になった時にMM星人では乗り切れない事が想像できた。相手は心理学のプロだ。嘘は見抜かれてしまうだろう。

「水元さん、父は理解がある人です。普通に話してくれれば問題ないと思います。私に彼氏がいる事実を知れば、それ以上何かを求められることはきっとはありません。今までの事に辻褄を合わせるだけです。今回だけです」

私は気が進まないが、今回だけならばなんとかなるかもしれないと思った。何よりも佐山さやかを誘拐に巻き込んで恐ろしい思いをさせてしまった借りを返したいと思った。


 小田急線の成城学園前駅の改札で佐山さやかと待ち合わせをした。私は少しでも印象を良くするために紺色のジャケットとホワイトジーンズを買った。普段しない格好だ。髪型も整え、髭もきっちり剃った。ネットで口コミナンバー1の男性用のコロンも購入してつけてみた。臭せえ。佐山さやかは笑顔だったが、私はとにかく緊張していた。朝から何も食べていない。喉を通らなかった。この街に来るのは初めてだった。文京区とは違った雰囲気の街だ。大きな住宅が多く緑も多い。まさに高級住宅街といった趣だ。佐山さやかの家は大きな一軒家だった。


 佐山さやかが玄関のドアを開けると上がり框に両親が立っていた。

「あっ、初めまして、水元です」

私は慌てて頭を下げた。緊張がさらに増した。イヤだ、もう帰りたい・・・・・・

「いらっしゃい、どうぞ上がって下さい」

母親が笑顔で言った。品のいい婦人だった。隣では白髪の紳士が私を見つめていた。真面目そうな男性だった。グレーのジャケットに薄いブルーのシャツを着て、アイボリーのズボンを履いてお洒落だった。私は応接セットのある部屋に通された。途中、ガラス張りの壁から明るい、花の咲いた中庭が見えて生活レベルの高さが伺えた。革張りのソファーにテーブルやサイドボードはダークブラウンで統一され、壁にはマルク・シャガールのリトグラフ『花咲く波止場』が飾ってあった。サイドボードの上にはアンティークの置時計と卓上ランプと地球儀が置いてあった。調度品にも金が掛かっていそうだ。

「水元さん、どうぞ座って下さい」

佐山さやかの父親の声は柔らかかった。私は緊張しながらソファーに座った。

「お父さん、私、図書館に行ってくるね。水元さんとゆっくり話してね。タケルさん、後でね」

佐山さやかはそう言うと姿を消した。何から話していいか分からなかった。


 「さやかがお世話になってます」

「いえ、こちらこそ、さやかさんにはいろいろとお世話になってます」

佐山さやかの事を『さやかさん』と呼ぶのは初めてだった。

「まあ、そう硬くならずに、ざっくばらんにいきましょう」

「はは、いい街ですね。街並みが素敵でした。成城は来たことがないもんで」

「水元さんはどちらにお住まいですか?」

「文京区の小石川5丁目です。小さなマンションですが」

「おお、小石川ですか、歴史があっていい街だ。古くからの高級住宅地ですね。友人が住んでましてね、何回か行ったことがあります。小石川植物園の周りは風情がありますよね。学校も多い文京地区ですよね」

その後は天気の話や、他愛もない世間話が続いた。佐山さやかの父親は落ちついた紳士だった。

「ところで水元さん、さやかはどんなお付き合いをさせてもらってるんですか?」

うっ、覚悟していた質問がきた。

「は、はい、友達というか、とにかく仲良くさせてもらってます」

佐山さやかの母親がティーカップに入った紅茶と上品な皿に載ったクッキーを運んできてテーブルに並べた後、父親の隣に座った。私は入社面接のような気分だ。

「失礼ですけど水元さんはお幾つですか?」

佐山さやかの母親が言った。

「今年46になりました」

「あら、見た目がお若いのね。30代かと思いました。どうぞ、お口に合うかわかりませんがよかったら食べてください。このクッキーはさやかと私が焼いたんですよ」

お世辞なのだろうか、苦笑するしかなかった。

「水元さん、趣味はなんですか?」

父親が訊いてきた。

「読書です」

嘘ではなかった。まあ、読む本のジャンルはミリタリーだが。

「ほう、最近どんな本を読まれましたか?」

やばい、最近読んだ本は『日本海軍雷撃隊の奇跡』と『ラバウルのゼロ戦撃墜王列伝』と『ドイツ軍空挺部隊・降下猟兵全史』だった。とても読書といえる本ではない。

「ドフトエフスキーの『罪と罰』と『カラマーゾフの兄弟』です」

何言ってんだ、この場で恰好つける必要ないだろ。佐山さやかと本当に付き合ってるわけじゃないし、今日だけの事だ。ドフトエフスキーなんて読んだ事ねえし!

「ほう、それはまた難しい本を。どんな感想を持ちましたか?」

やばい、完全に墓穴を掘った。

「いやっ、その、主人公の人間の業の深さというか、それでいて儚くて、でも愛するべき存在でもあって・・・・・・」

だめだ、辛い。読んだことねえんだから感想なんて言えるわけねえだろーがよ! 苦しい。

「すみません! 読書より、軍事というか、ミリタリーが好きでして、そっちの本ならいっぱい読んでます」

本当の事を言った方が気が楽だ。なるようになれ!

「その影響でうちのさやかがモデルガンを撃つようになったんですか? 何丁も持ってるようなんだが」

「いや、あれはエアガンです。ガスの力で弾を飛ばすんです。ブローバックもして本物と同じアクションをするんです。モデルガンは弾が出ません。火薬で音を鳴らすんです。ぜんぜん別物なんですよ。それにモデルガンは最近下火です。中学生の頃、お年玉を貯めてモデルガンを買いました。ワクワクしたのを覚えてます。まあ、銃は男の趣味です。さやかさんはハマったみたいですけどね」

「ほう、ご丁寧にご教授ありがとう。お母さん、ちょっと席を外してもらえるかな。水元さんと二人で話したい」

えっ! 怒ったよね? 怒っちゃったよね? 二人でって、やだ、なんか怖い! 佐山さやかの母親は席を立つと部屋を出て行った。そんな、お母さん、行かないで~!


 「水元さん、さやかとはどんな関係なんですか? 本当の事が知りたい」

まずい、完全に俺の事疑ってるぞ。

「えっ、その、さやかさんとは恋人関係です。でも、その、プラトニックです。清い関係を続けさせてもらってます。あっ、もちろんさやかさんに魅力がないとかじゃなくて、私が、その、性欲が弱いというか、薄いというか、でも、いいお付き合いをさせてもらってます」

プラトニックどころか付き合ってもいない。しかし父親に気を使ったつもりだった。本当は性欲が凄く強かった。超が何個もつくスケベだ。猥談では友達が引きまくるほどだった。小学校高学年の頃からクラスの仲間と近所の森や河原にエロ本を拾いに行っていた。切り込み隊長だった。出撃回数も一番多かった。なぜあの頃はあんなにエロ本が落ちてたんだろう? 私の性欲を電気エネルギーに変換できれば政令指定都市の電力を賄えるほどの発電ができるるだろう。リビドーの塊だ。

「水元さん、ありがとう」

「えっ?」

「さやかに頼まれたんじゃないんですか? あの子が恋人を連れてくるなんてありえません。さやかがレズビアンなのは私も家内も知ってます。これでも親なんですよ」

「えっ? いや、それは・・・・・・」

びっくりしたと同時に力が抜けた。佐山さやかの両親は佐山さやかがレズビアンであること知っていたのだ。まあ、ずっと一緒に住んでいるのだから当然なのかもしれない。親は気が付かない振りをしてしっかり見ているのだ。

「最近、突然何泊も外泊したりして心配してたんです。前も1ヵ月も家を空けました。もしかしたら変な宗教とか活動にハマってるんじゃないかと思って、付き合ってる男性がいるんじゃないかと問い詰めて反応をみたんです」

「はあ、それは無いと思いますけど」

いや、宗教ではないが、宇宙人と交流をしている。地球征服派の宇宙人と銃撃戦もした。それに宇宙人に恋をしている。

「いや良かったです。水元さんみたいなしっかりした人が友達で安心しました」

「そんな、私はただの情けない男です」

「水元さんは正直でいい人のようだ。私は人に心理学を教えてます。だから人間観察には自信があるんですよ。さやかが無理をお願いしたみたいですみませんでした」

「でも、佐山さんを怒らないであげて下さい、きっとお父さんとお母さんに心配かけまいと思って私に頼んだんです。私が芝居下手なんで、すみません」

「いやいや、水元さん、いいんですよ。これからもさやかと仲良くしてやって下さい。さやかには異性の友達が必要だ。それに水元さんなら安心だ」

「はい、でもエアガンを教えたのは私です」

「あの子もきっと自分の意志で興味を持ったんでしょう。レズビアンである事への反動なのかもしれません。心理学的にそういう事があるんですよ」

なかなか寛大な親だが、まさか娘が本物の銃を撃ちまくって、実銃を所持しているとは思ってはいないだろう。

「水元さん、良かったら食事でもしていきませんか? うちの家内、料理が得意なんですよ。お酒はお好きですか? ミリタリーの話でもしませんか? 私も子供の頃、ゼロ戦とか戦艦大和が好きでした。戦争映画もよく観ました。男の子なんていつの時代もみんな一緒ですよ」


 結局そのあとは佐山さやかの家で夕食をご馳走になった。手の込んだオードブルが印象的でメインのローストビーフはソースが絶品だった。佐山さやかは私に恋人のように接していた。佐山さやかの父親とはスコッチを飲みながら戦艦大和の話で盛り上がった。私の豊富なミリタリーの知識に感心していた。私は佐山さやかへの借りを幾分か返したつもりだった。それにしても長い一日だった。帰ってエロ動画でも観よう。


 帰りは新宿駅で乗り換えた。新宿には前に勤めていた会社の本社があった。新入社員の頃、千葉の実家から通勤した。なぜか急に懐かしくなり、新宿の西口から外に出て西新宿を歩く事にした。高層ビルの並んだ景色は20年前のままだった。師走の冷たい風の中、高層ビル街を歩き、三角ビルを見上げた。新入社員の頃を思い出した。その後は新宿中央公園に沿って歩いた。あの頃、会社帰りに何度か来たことがある公園だ。今時珍しくおでんの屋台が出ていた。休日の22:00。屋台に客はいなかった。体が冷え切っていた。佐山さやかの家で夕食をご馳走になったが遠慮してあまり食べなかった。高級なスコッチも味わう程度の量だったので飲み足りない。屋台のおでん鍋からのぼる湯気を見ていたらおでんを食べたくなった。私は屋台の椅子に座った。屋台で食べるのは何年ぶりだろうか。おでん屋のおやじは60代くらいだった。どこかで見た事があるような気がした。

「すみません、熱燗と大根とがんもと玉子とコンニャクを下さい」

「今日は冷えますね。人も来ないんでそろそろ閉めようと思ってたんですけどお客さんが来てよかった」

店のおやじが言った。迷惑だっただろうか。


 「いまどき、おでんの屋台なんて珍しいですね」

「まだ初めて半年なんです。普段は中野の方に店を出してるんですけど今日は久しぶりに新宿まで引いてきたんですよ。お客さん、仕事帰りですか?」

「いや、ちょっと友人の家に行った帰りなんです。昔新宿で働いてたんで懐かしくなって歩いてたんです」

私は大根を箸で切って口に運んだ。熱い大根を噛むと、出汁が口の中に広がり、からしがツーンと鼻に抜けた。コップ酒の熱燗を一口飲むと体が温まった。

「そうですか。私も新宿に住んでた事があるんですよ。まあ住んでたっていってもホームレスですけどね」

「へえ、たいへんでしたね。私の知り合いにもホームレスだった人がいます」

おやじの話を聞いて少し驚いたが、七海もホームレスだったのだ。

「そうなんですか。そのお知り合いは社会復帰されたんですね」

社会復帰どころか性別も見た目も変わってモデルをしている。今はMM378で軍人として戦っていた。

「おやじさんは『宇宙人』とか信じますか?」

ふと訊いてみたくなった。私も年上の男を『おやじさん』と呼べる歳になった。刑事ドラマを観て憧れていたシーンだ。ドラマでは中年のベテラン刑事が明らかに年上のおでん屋の店主を『おやじ』とか『おやじさん』と呼んでいた。

「宇宙人ですか? そうですねえ、そういえばホームレスの時に、なんだっけ、そう、マゼラン星雲から来たっていってたヤツがいましたよ。ちょっと変わったヤツでしたけどいいヤツでしたね」

私はびっくりした。ホームレスでマゼラン星雲から来た? 七海の事を思い出した。気になった。


 「あの、そのホームレスどんな感じでしたか?」

「そうだなあ、禿げてて体は小さかったですね。グループになかなかなじめなくて、いじめられたりして困ってたみたいだから仲良くしてやったんです。体は小さかったけどメチャクチャ喧嘩が強かったなあ。ありゃ何かやってたな。普通の強さじゃなかった。大きな奴を一発でKOしてた。ホームレス狩りでも、あいつはことごとこく返り討ちにしてました。大勢に囲まれた時もそいつらを気合で一瞬にして倒しちまったんですよ。ありゃびっくりしました。あと、水ばっかり飲んでたな。地球の水は美味しいって言ってましたよ」

間違いない、七海だ! 七海の話を思い出した。このおやじはきっと『ナベさん』だ。七海が世話になったホームレスだ。このおやじがいなかったら七海は重大な犯罪を犯していたかもしれないのだ。七海に最初に世間のルールを教えた恩人だ。

「その人今はどうしてるんですか? よかったらおやじさんも一杯飲みませんか?」

私は興奮していた。そしてお礼が言いたかった。

「うーん、体を壊して、やっと良くなったところだから、ありがたいけど酒は止めておきます。でもグループが解散した後はあいつとは会ってないなあ」

「きっと元気にしてますよ」

元気にしてて欲しい。

「そういえば何年か前に、そいつの知り合いだっていう若い女性から『豚カツ』の弁当を貰いました。新宿の地下通路だったな。マゼランの知り合いだって言ってた。私はあいつのことを『マゼラン』って呼んでたんです。あれはありがたかったなあ。綺麗な女性だった。あいつ、社会復帰してうまくやってるんだろうなって思いました。あの時、私もなんとかもう一回頑張ってみようと思ったんですよ。それで都に保護と支援を申請して、生活を立て直して最近この屋台を始めたんです」

おやじはしみじみと言った。

「いい話ですね」

私は胸が熱くなった。あの時七海が流した涙は無駄じゃなかった。

「懐かしいなあ。あいつどうしてるんだろうな」

「おやじさん、この店続けて下さい。今度、さっき話した知り合いの元ホームレスを連れてきます。話が合うんじゃないかな」

「しばらくは続けるつもりです。普段は中野の方で屋台引いてますんで。まあ頑張って金を貯めたら故郷の青森に帰ろうと思ってます。何十年も帰ってませんが、この歳になると故郷が懐かしくなるんですよ」


 私は熱燗をもう一杯たのんで一気に飲むと1万円札をカウンターに置いて席を立った。お釣りは貰わなかった。貰えなかったのだ。七海が帰ってきたら、一緒に中野で『ナベさん』の屋台を探そうと思った。私は無性に七海に会いたくなった。七海を愛する気持ちは変わらない。変わりようが無い。七海、みんな何とかやっている。ナベさんも元気だ。早く帰って来てくれ。この星は七海が帰ってくるのを待ってるんだ。

//*ナベさんと七海の話は前作品のChapter16「豚カツ」に掲載しています。//


「感想、レビュー、ブクマ、評価、待ってるの!!」

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