二話 現象そして混乱
翌朝
起床し部屋から出てくる龍磨
キッチンで朝食の用意をする母・裕子
仕事に行く準備している父・龍太郎
龍磨「父さん、母さんおはよ」
裕子「あら龍磨おはよう」
龍太郎「おはよう」
テーブルにつき朝食を食べ始める龍磨
龍太郎「龍磨、今日も大学か?」
龍磨「いや今日はない」
龍太郎「そうなのか」
突如光始める龍太郎と裕子
裕子「え、何」
龍太郎「これはまさか」
困惑する二人
突然現象に見舞われる両親に焦る龍磨
龍太郎・裕子「うわー」
龍磨「父さーん、母さーん」
龍太郎・裕子「ここどこ?」
龍磨「え」
裕子「あなた達誰?」
龍太郎「君達誰だ?」
お互いだけでなく、龍磨のことも知らない二人
龍磨「もしかして二人が結婚していない世界線の二人なのか?」
この龍太郎と裕子は、入れ替わる二人
お互い別の高校に在籍し、出会うことなくきた世界線の二人だった。
龍磨「落ち着いて聞いてこの世界では二人は同じ高校の先輩後輩で、結婚して今は夫婦なんだよ。そして俺は二人の子どもの龍磨だよ」
困惑する二人
龍磨「とりあえずここにいて」
突然両親が現象に見舞われた龍磨は、父の職場で調べ物を手伝ってもらっているレパル研究所に向かって急いでいた.