十二話 王・転移・未来
現れた王そして王妃を見た龍磨は驚いた
王「我がゴウレス王国国王リュウタロウ・リア・ゴウレスである」
王妃「第一王妃ユウコ・リア・ゴウレスですわ」
玉座に座り王そして王妃と名乗った二人は獣の耳こそあるが自分の両親、父龍太郎、母裕子にそっくりだった
龍磨が驚いてると王の側近が問いかける
側近「おいどうした」
龍磨「あ、いえ御二人が私の両親そっくりだったので」
ざわつく謁見の間内
側近「静かに」
王「そうなのか」
王の質問に答える龍磨
龍磨「はい。獣の耳や、尻尾など違う箇所もありますが、お顔はそっくりです。なにより名前が同じ『龍太郎』『裕子』です」
王「ほう」
王妃「なんと」
驚く2人
王「それではお主は別の世界から来たと言ってたようだが、この世界に来た目的は」
龍磨に尋ねる
龍磨「私の世界で別世界の人間と入れ替わってしまう現象が起きたんです」
王「ほう」
龍磨「俺の両親も巻き込まれてしまって。それで両親を探すために知り合いの博士に作ってもらったパラレルワールド移動装置でいろんなパラレルワールドに行って両親を探してます」
龍磨の話を聞いた王は尋ねる
王「この世界にはいたのか?」
龍磨「まだあまり探せていないないのですが、御二人が俺の両親にそっくりで名前も似てるとなると、御二人がこの世界の俺の両親なんでしょう。なのでこの世界にはいないでしょう」
王「なぜそう思う」
龍磨「俺の両親は別世界の二人と入れ替わってるので、この世界の二人である、王様・王妃さまがそのままこの世界にいるという事はこの世界にはいないと思ったまでです」
龍磨の話を聞いた王は少し考えたあと龍磨に告げる
王「そうか、お主はこの世界にいる理由はもうないということだな」
龍磨「はい、そうなりますね」
王「それならすぐにこの世界から別の世界にいきたまえ」
王の突然の発言に驚く周囲
側近「失礼ですが王よ、それはこのものに辛辣ではないでしょうか」
側近の言葉に王は反応する
王「我個人としては、もう少し彼にこの世界に滞在してもらい話しをしてみたいところだが」
側近「それなら」
王「あまり見た目が違いすぎる者がいると民も不安になるであろう。それに彼も早く両親を別の世界に探しに行きたいであろうしな」
王の考えに納得する一同
側近「それでは彼にはすぐに出発してもらうということで」
龍磨「分かりました。それでどこで移動装置を使えばいいでしょうか」
王「この城の屋上を使え。町で行うと民が驚くであろうからな」
王城の屋上に向かう一同
王城屋上
龍磨「それではみなさんお世話になりました」
騎士「早く両親が見つかるといいな」
龍磨「ありがとうございます。頑張って探します」
王「両親が見つかったらまたこの世界に来るといい、君の両親とも話してみたいしな」
龍磨「分かりました。見つかったら両親や知り合いとまた来ます」
動き出すパラレルワールド移動装置
龍磨「それではみなさんお元気で」
王「またな」
王妃「元気でね、体に気をつけてね」
龍磨「はい」
騎士「元気でやれよ」
龍磨「みなさんまた」
転移する龍磨
王妃「行ってしまいましたね」
王「そうだな。少ししか合わなかったが、少しさみしいな」
龍磨との別れを悲しんでいる一同
王妃「私たちもあの子みたいな子ども作りましょうか」
王「そうだなそろそろ跡継ぎを産まなきゃな」
のちに産まれ、リュウマ・リア・ゴウレスと名付けられた王子と龍磨が出会い数多の異世界を冒険する事になるのだがそれはまた別の話である
転移中の龍磨
龍磨「みんないい人たちだったな」
別の世界に到着する
龍磨「さて切り替えなきゃな、ここはどんな世界だ」




