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第三捕手のみっちゃん  作者: 房一鳳凰
第一章 前半戦
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第10話 鈍足内野安打

 わたしの次の打者、8番ヒュウズには代打が送られ、しかも捕手の戸場さんだ。今度こそ今日のわたしの出番は終わりだ。このまま戸場さんが七回裏からマスクを被る。


(ホームラン一本じゃまだまだ試合の最後まで任せてはくれないか……)


 守備とは関係のない活躍だったから仕方ない。それにわたしはヒュウズの専属捕手として機会をもらった。ヒュウズは自分でサインを出してくれたからいいけれどここから先はわたしがリリーフ陣をリードしていかないといけない。経験不足のわたしには1点差で残り三回を凌ぐというのは厳しいと判断されても当然だった。


「あなた、ホームランボールはどうするの?」


 隣に座る木谷さんが突然話しかけてきたと思ったら、意外なことを聞かれた。


「ホームランボール?レフトスタンドに消えちゃったよ。それにわたしはこれまでもそういうボールはぜんぶいらないって言ってある。ホームランだってこれを機に何百本と打つようになるから珍しいものじゃなくなるよ、なんちゃって……」


 締まらない顔で冗談を口にして、またあの冷たい目で睨まれるかと思った。でも今回の木谷さんは小さく微笑むと、これまでにない優しい声で言うのだった。


「……そうなると期待している。ボールはいらない……わかった」


 まるでわたしをずっと辛抱強く信じ見守ってくれたファンのような顔だった。何か少し恥ずかしくなってきて、グラウンドに逃げたかったけれどわたしはもう仕事終了、木谷さんも今日は出場なしとなると試合の終わりまで耐えるしかなかった。



『ただいま代打いたしました戸場、そのまま入りキャッチャー、キャッチャーの太刀川に代わりましてピッチャー…二島!ピッチャー二島、背番号17』



 そして試合は終わり、苦労人キャッチャーがプロ初のお立ち台に立ったのだった。





「あほ―――――っ!!どれだけ負けたら気が済むんだお前らは―――――っ!!」


「全員レズレイプしてやるわ~~~っ!」 


「ラメセス脱げ―――っ」



 観客たちの罵声を背にわたしたちは引き上げる。連敗中で、ファンも荒れている。


 わたしが下がった後、あっという間だった。七回裏、先頭打者にホームランを打たれ同点にされると、小刻みな継投も及ばず6-3で逆転負けを喫したのだった。


『どうですか、初めてのこの光景は……』


『は、はぁ。緊張してます』


 ミルルトのベテラン捕手、宇野さんが36歳にして初めてのヒーローインタビュー。古い考えなのかもしれないけれど、わたしは他球団のチームの選手と必要以上に馴れ合いたくない。だから年上が相手でも心のなかではいつも呼び捨てにしている。ただ、宇野さんをはじめ幾人かだけはどうしてもさん付けで呼びたくなってしまう。


「残念だったね、みっちゃん。リリーフが踏ん張っていればあそこにいたのは……」


「う~ん……まあわたしも36になるまでには一度は立ちたいですねぇ」


「そういえばホームランボール、スタッフが見つけ出して回収したみたいだよ。グッズの詰め合わせであっさり応じてくれたらしいからみっちゃんがサインバットとかを渡す必要はないってさ。後で渡されると思うけど……」


 プロ第1号の記念球はその選手のサイン入りの色紙やバットと交換で観客に返してもらっているらしい。敵チームのファンが取ったらこんなものいらんとタダで渡してくれることもあるようだ。今回は横浜のファンではあるけれどわたしには興味が全くないからわたしの名前が入った何かはいらないということのようだ。


「それにしてもホームランボールはともかく初盗塁阻止だの初四球だの、あの球はどこに行ったんだろう。みっちゃんは受け取り拒否してるんだよね?」


「はい。監督や石河さんあたりは知ってそうな気がするんですが……。真相を聞くのもちょっと怖いんでこのまま気にしないでおこうかな~って思ってます」




 選手寮に帰ってきたら、寮のみんなが遅い時間だというのに待ってくれていた。そして祝福の言葉がわたしに降り注いだ。クラッカーがいくつも発射され、スター気分になったわたしは頬が緩んでだらしのない顔で握手やハグを交わすのだった。


「どーもありがとうございます!明日も早いのにわたしのために……」


 明日は一軍も二軍もデーゲーム、それでも寮の職員の人たち含め総出で祝ってくれた。


「みっちゃんの人柄だよ。これが木谷だったら誰もやらないわ」


「あはは……やってあげてくださいよ。そういえば木谷さんは?」


「さあ。先に帰ってきていたと思うけど……」




 後から知った話だけど、木谷さんはすでに戻っていて自室にこもっていたようだ。


「……ふふっ…わたしの宝物がまた一つ……」


 いくつもあるボールのなか、特にそのうちの一つに頬ずりしながらうっとりしていたとか。





『6番キャッチャー、木谷!背番号22!』


 午後1時から始まった交流戦前最後のリーグ戦、わたしに続いて今日は木谷さんがプロ入り初のスタメンだ。そしてわたしとの格の違いをさっそく見せつけた。


『打った~~~っ!!これは大きい!レフトのガイエス追うが……入った!ホームランになりました!2ランホームランで横浜先制!2-0!』


 いきなりホームラン、いまだ打率十割、恐るべきルーキーだ。監督やコーチたちも喜びより驚きのほうが上回っているみたいだ。でも当の本人は平然としていた。


「今日は久々に勝てそうだわ。木更津の球、あれならもっと点が取れそう」

「去年も手術したんでしょう?もう全盛の力はないわよ」


 外苑ミルルトのかつてのエース、木更津さん。わたしがミルルトファンだったころ、一番好きだった選手だ。肩や肘を何回も手術しながらも不屈の闘志で蘇る姿にわたしは声が枯れるまで応援した。でもこの二、三年は球威が戻らず厳しい投球が続いている。今日も三回を投げて4失点。最初の打席で早々に代打を送られて降板してしまった。


「4-0!もう安心して見ていられるかな?ねぇ、みっちゃん」


「……あ、はい。そうですね………」


 今年で引退してしまうのだろうか。いつか必ず訪れる未来とはいえ、大好きだった選手の終わりを思うとわたしの心は沈んでいた。チームが快勝しそうだというのに元気のない顔を見せてはいけないと左右のほっぺたを数回力強く叩いて気合を入れ直した。


 こんなわたしのどっちつかずな心がいけなかったのか、試合の行方が怪しくなっていった。



『ストラ~イク!バッターアウト!』


 木谷さんが三振した。全打席ヒットを打ってきた木谷さんの初の凡退だった。


「木谷さんもあんな簡単に三振しちゃうんですね。あの人ならずっと打ち続けるかもって」


「そりゃあそうよ。どんな好打者でも一年働いたら4割には届かないんだから」


 なかなか追加点が奪えないうちに、強力なペンギンズ打線が反撃してきた。


『赤木の打球はライトスタンド一直線―――っ!!』


 いくら木谷さんが完璧なリードをしてもピッチャーが要求通り投げられない。外角に構えているのにど真ん中に入ってしまったらわたしたちキャッチャーはどうしようもない。単にコントロールが悪いだけなのが逆に厄介で、すぐには改善できない。



『八回の攻防を終えて5-4!連敗脱出に燃える横浜のリードは僅かに1点!』


 気がつけば大接戦、両チーム早い回からリリーフ、代打や代走を惜しまずに投入の総力戦になりつつあった。第三捕手であり最後の野手でもあるわたしを除けば野手の残りは同じ捕手の戸場さんと俊足の外野手上里さんだけになった。ミルルトも勝ち試合のリリーフたちが登板し、この九回は抑え投手のベネットがマウンドに上がった。


「一人出たら7番に入っているピッチャーのエス子に回るから当然代打かぁ。そうなると間違いなく上里さんか。確実に九回は無失点で終わらせないと……」


 残る野手二人がどちらも捕手、選手交代すら簡単にはできなくなってしまう。そんなことを考えていると、ラメセス監督自ら近づいてきてわたしの肩を叩いた。


「……みっちゃん、GO!」


「え…………わたし?」


 2アウト走者なし、木谷さんが打席に立ったところでネクストに向かうよう言われたのはわたしだった。回ってこないかもしれないとはいえ『見せ代打』、つまりほんとうの代打は他にいるということはなく、木谷さんが出塁すれば代打はこのわたしだ。


(攻撃が終わったら木谷さんの準備ができるまで川崎さんの球を受ける役割は……戸場さんがやってくれるみたいだ。まさか今日バットを持つ機会が来るなんて)


 相変わらず監督の狙いはよくわからない。素振りをする前に何度か屈伸しているとタイムをかけて打席から出た木谷さんと目が合った。わたしの姿を見ると目つきが変わって、集中力がいっそう増したように見えた。わたしが次の打者ではつないでも仕方ないからホームラン狙いに切り替えたのだろうか。木谷さんは今日最初の打席のツーラン以降は出塁がない。大きいのを狙いすぎるとバッティングが狂ってしまう。


(それはわたしも気をつけなきゃいけないことだけど。昨日のホームランの感触がいまだに残ってる。ホームランバッターじゃないんだから………)


 人のことより自分を気にしなきゃと頭をこんこんと叩いていると、木谷さんが初球を流し打った。一発を狙ってはいなかったのだ。ライト線、打球はフェアだ。


「二塁行ける、二塁!」 「セカン!」


 滑り込む必要もないツーベースヒット。というわけでわたしの出番が来た。投手のエスバーンに代わり太刀川の名前がコールされると、どうして上里じゃないんだという声も聞こえてきたけれど昨日のホームランのおかげか、歓声も少しだけ増えていた。



 そして右打席に入った瞬間、わたしの勘が働いた。危機を知らせる閃きが。相手のサインは極端な内角高め、頭もしくは肩あたりに速球だという知らせだ。


 昨日のわたしのリードへの報復かもしれない。ミルルトの期待の若き主砲、村下に厳しい内角攻めをしてバッティングを狂わせた。今日の木谷さんもそれを続けて、結局二試合で村下はノーヒット。このままスランプに陥るかもしれない。


 逃げるだけなら簡単だけど、これはチャンスでもある。今までのわたしなら逃げろ逃げろで終わりだった。危なくないように、怪我しないようにが最優先。でももっと打ちたい、試合に出たいという意欲が出てきたいま、最初の一球に限り来るコースがわかっている、これは逃せない。二者連続初球打ち、しかも打たれるはずのない球を打つ、これなら!


「…………」


 何も気がついていない、知らないふりをして立つ。ミルルトのストッパー、ベネットのストレートは速い。多彩な変化球も意識していたらとても打てたものじゃない。だから絶好の機会だ。あとは内角ボール球、力負けさえしなければ……!



「あっ!!」 「やられた!あいつら!」


「うりゃ――――――――っ!!」


 身体に向かってくるストレートを体を仰け反らせながら強引に振り抜いた。さすがにぶつけるかもという脅しの球でベネットも遠慮したのか、最速に比べたら遅い。それでも本来打つコースではない球を打ったぶん、詰まらされた。


『これは危な……い、いや!打った!打球に勢いはないがセンターへ抜け……抜けない!2バウンドしたところでセカンドの川田が追いついた!深いところから体勢を立て直しファーストへ遠投だ―――――っ!!』


 ベネットの頭上を越え、二塁ベースのやや後ろで落ちた。でも勢いが死んでいるぶん外野手より先にセカンドに捕られた。センター前ヒットとはいかなかった。


「調子に乗るな……このチビっ!」


 普通の打者なら内野安打は確実、ところが超鈍足のわたしなら一塁で刺せるかもしれない。わたしが短い足をシャカシャカ動かしているのが目に入ったか、諦めずに投げてきた。


「~~~~~~~~っ!」


 手応えが怪しかったぶん最初から全力疾走していてよかった。飛んだコースが悪ければあれだけ偉そうなことを言っておいて平凡なゴロで終わるところだった。歩幅は完璧、ヘッドスライディングは石河さんや倉木さんの得意技でわたしは普通に駆け抜けたほうがちょっとだけ早い。際どいとはいえビデオ判定の必要はない決着を迎えた。



「セーフ!セーフ!」


「やったぁ!」 「くっ…!」


 一塁を駆け抜けたわたしの声と体を限界まで伸ばした村下の悔しがる声。ところが、


「貴音!ホーム!バックホーム!」


 ミルルトのサード川又や捕手の声がそれをかき消した。スタンドの歓声もなぜか大きくなり続けている。わたしと村下が気がついたときにはもう終わっていた。


『あ~っと!ホームイン!これは素晴らしい走塁だ!内野安打の間に一気に生還!ブラックスターズ、二塁走者木谷の好走塁で貴重な追加点を奪いました!』


「………え?」 「しまった………」


 わたしの足が遅いことがわかっていたから川田は一塁に投げた。投げても間に合わないと諦めていたらランナーへの注意も疎かにならず、そもそも外野に任せていたかもしれない。外野も超前進守備だったのでセンターに処理されていたら木谷さんは本塁憤死だった。


「………俊足でもぎ取った1点ならわかるよ。鈍足のおかげでもらった1点とは……」


 すぐに代走の上里さんが出てきてわたしは交代となった。この年齢で代走が必要な代打とは泣けてくる。記録はタイムリーヒットだけど苦笑いしながらベンチに帰った。ナイスバッティング、ナイスラン、とホームインした木谷さんとセットで迎えられた。



「これで今日はもう大丈夫かしらね。監督の采配もここまでハマるなんて……」


「サトじゃなくてみっちゃんが代打、ラメセス監督じゃないととてもできない選択だもの。でも結果的に全て思惑通りになった」


 投手コーチとヘッドコーチが頷きあいながら話していた。あまりにもうまくいった代打策についてだった。ところが二人の続く言葉を聞いて全身に衝撃が走った。



「木谷がみっちゃんを大好きなことを利用したんだもんなぁ。塁に出なきゃみっちゃんの出番はない。だからみっちゃんをネクストに送ったことで木谷のやる気を高めさせた」


「その後は結果論だけど、監督は狙っていたのかもね。みっちゃんのヒットをアシストするために三塁コーチを無視して、ヒットになったなら何としても打点をつけさせるため大激走……」



 木谷さんがわたしのことを!?あのギャンブル走塁はわたしのため?いや、そうだとすればつまりこういうことだ。わたしの打球を見て一塁アウトになるかもと思ったのは彼女も同じで、ホームを狙って暴走すれば川田も一塁に投げずにホームに投げる。仮にアウトになったとしてもわたしの記録はヒット、貴重なプロ通算二本目のヒットとなる。


 そして一塁に投げられてしまってもセーフになれば打点がつくチャンス。村下がすぐにホームに投げていれば余裕を残してタッチアウトだった。そんなことお構いなしで突っ込んだんだ。今回はたまたま運がよくて賭けに勝っただけだと……。



「………お帰りなさい、まさか代走を出されるなんて。失笑ものだわ」


「……き、木谷さん………いまのプレーについてなんだけど………」


 もう本人に聞くのが一番早い。裏の守備のための準備をしているところを邪魔する形になったけれど、いま聞かないと機会を逸しそうで、その固い口をどうにか少しでもこじ開けようとした。うまい方法を考えていると、石河さんが近づいてきた。そして、


「ナイスバッティング、二人とも。ああ、忘れないうちにもう直接渡しておくよ、ほら、みっちゃんの初の内野安打&タイムリーヒットの記念ボール。今日は試合後みんな遊びに行っちゃうだろうから、確かに渡しておかないと………」


 いたずらっ子のような笑いを浮かべていなくなっていった。そのボールはわたしじゃない、木谷さんに渡された。わたしは記念ボールをいらないと言っている、でも何者かがわたしの初四球や盗塁阻止に至るまで細かく欲しがっている………わたしの熱烈なファンが。


「…………ま、まさか…………」


「―――――――――――っ!!」


 漫画みたいに一瞬で真っ赤な顔の木谷さんはマスクを被って顔を隠すと一言も喋らなくなってしまった。走塁やボールについてしつこく聞いてみても、


「うるさいっ!!」


 ちょうど攻撃が終わってしまい、誰よりも早くベンチを立ちグラウンドへ駆けていった。



 ミルルトの九回裏は簡単に三者凡退、ゲームセットとなった。日曜日にして今週の初勝利だ。ファンの罵声も過激になっていただけにみんなホッとした表情だった。そして今日のヒーローインタビューは木谷さんだ。一軍昇格三日目でもう快挙とはさすがだ。受け答えの内容は優等生そのもので、緊張も全くしていない様子だった。






「あれが期待のルーキー……スター性抜群、容姿端麗。すぐに野球界の中心になるわ。再来年には一億円プレーヤーの仲間入りは固い、そう断言できる選手だわ」


「しかも実家もお金持ちなんでしょ?これはぜひとも狙いたい子ね………」


 舌なめずりしながら獲物をロックオンする二人の女性。それに対し残る一人は、


「あら?私はあの子のほうがいいわ。久しぶりに本気になりそう」


 別の選手を指さして笑った。それを見て他の二人は一瞬吹き出しながらもすぐに納得した。


「アレ……ですか?ああ、そうか……先輩はロリコンでしたね……」


「100人中99人は木谷ちゃん狙いですけど……残る一人が先輩ってことですか」


「ウフフ、あんな合法ロリ、逃さないわ。飼ってあげたくなっちゃう!」



 わたしたちを狙う捕食者たちの視線などグラウンドからでは気がつくわけもなかった。

 宇野 (外苑ミルルトペンギンズ捕手)


 ミルルトの控え捕手。右投右打。捕手であるということと人の良さが幸いしてプロで生き残ってきた。この延命力に学びたいとみっちゃんは彼女を尊敬している。


 元になった人物……実績がなさすぎて何かをするたびにキャリアハイ更新だと言われたヤクルトのあの捕手。2020年限りで引退。正直嶋よりもこちらのほうが……いや、似たような実力か。



 上里 (横浜ブラックスターズ外野手) 


 レギュラー定着までは至っていない、俊足巧打の外野手。右投左打。女子アナウンサーが大好き。


 元になった人物……沖縄出身、島人の星と呼ばれるあの選手。万能選手だが、時々守備や走塁で致命的なミスをやらかす。ベイスターズの選手はそんなのばかりな気がする。

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