CROSS A＆D 〜魔✖️聖　転生学園物語　〜

全体のあらすじ

異世界エルドラドを支配していた魔王は、勇者に倒された後、別の異世界のとある少女に転生させられてしまう。

魔王はその少女への転生がきっかけで、自分が今まで虐げていた人間が、本当は自分よりも残虐非道な生き物であることを知る。

そして魔王は、一緒に転生してきた白い猫の姿をした転生界の守り人であるフローラと共に、自身が転生した少女を虐げていた人間達に、復讐を実行していくことを決意する。

魔王は人間の状態のまま、巨悪な力を持つ人間達に立ち向かうことが出来るのか？
そしてその復讐の先には何が待っているのか？




この物語はただの逆転生物語ではありません。

誰も立ち向かえなかった凶悪に対して立ち向かう、異世界の能力を持った一人の少女と、一匹の白い猫による、復讐と言う名の裁きを行なっていく物語です。



そして、立ち向かう巨悪というものは今この世の中に実際に存在している力のことを指しています。
それぞれの力をどう考えればその力を正しい方向へと導けるか。
魔王と転生界の守り人の二人の全く異なる主張から考えてみて下さい。


四章以降に討論の様になっているところがいくつかありますが、ここはそういう考えで作っていますのでご承知下さい（結構作者の主観的なものが入っていますが、その点もご承知下さい（反論があればご意見を頂けると助かります））。