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ロマンチスト

満点の星空を見上げながら、彼は独りつぶやいた。

「透徹したリアリズムこそ、最も美しい。それこそが最もロマンチックなものなんだ。誤謬を欺瞞を、偽りを誤りを、一つ一つ丁寧に取り除いた末に残った、その最後の一粒こそが、最高の一粒に他ならないのだ。透徹したリアリズムこそが最も美しい。その果てにあるものが仮に絶望でしかなかったとしても、やはりそれは、最も美しいものなのだ…」


言い終えると彼は、満点の星空のもと、独り静かに腰を下ろした。

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