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日本男子、異世界に立つ  作者: 忠柚木烈
日本男子の邂逅
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魔法紹介

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●魔法について


様々な事象を司る精霊から力を借りる事で、その力を行使する技術の総称が魔法である。

多くの魔法使いは攻撃魔法として火の魔法を愛用している。


その力の発現には

・精霊認識力

・結果想像力

・精霊友好力

の全ての要素が必要となる。


・精霊認識力

どの精霊から力を借りるかをイメージする必要がある。

火の力を発現させるには火の精霊のイメージが必要になる。

これが曖昧な場合、力を貸す精霊自体が力を十全に発揮できなくなる。

○:「火の精霊さん力を貸してください」「俺が力を貸せばいいんだな」

×:「だれでもいいからなんとかして」「誰が何をすればいいんだ?」


・結果想像力

どんな力を発現させるのかを具体的にイメージする必要がある。

火を起こす魔法なら、具体的な火の大きさ、燃える様子のイメージが必要になる。

これが曖昧な場合、力を貸す精霊自体が力を十全に発揮できなくなる。

○:「あそこにこのぐらいの大きさの火を作って下さい」「わかったその通りにする」

×:「とにかくなんか火」「曖昧でわかりにくい、どうすればいいんだ」


・精霊友好力

精霊から好かれ、円滑に力を借りられる関係を築く必要がある。

精霊が司る事象を敬う考えを持つ者は精霊から好かれる傾向にある。

精霊との関係が劣悪な場合、精霊が力を十全に発揮しなくなる。

ただし精霊に自由意志や自我があるのかは不明。

○:「精霊さんありがとう」「俺とお前の仲じゃないか」

×:「精霊とか知らんし」「俺もお前の事なんか知らんし」


化身石を媒介とする事で、精霊との交信を円滑にする事ができる。

ただし、高い効果を持った化身石が見つかる事は稀でなかなか出回る事はない。

よく只の石や宝石を化身石と偽って売りつける詐欺が横行している。




●魔法が発現できない条件


下記の様な例では魔法を発現できない事が確認されている。

原則として力を借りる精霊が司る事象を逸脱した結果を発現させる事はできない。


1.ありえない現象

・冷たい炎の発現させようとする等の行為


2.精霊の司る事象を逸脱した現象

・火の精霊に水を生成させようとする等の行為


3.精霊が協力をためらった場合

・術者と精霊の関係が悪い場合

・(上記と関係して)精霊を酷使した場合

 ※ただし働きかける精霊の能力や、術者との関係性にもよるので限度は不明


4.精霊の限度を超えた力の行使

・土の精霊に自然にないような形の石を生成させようとする行為

・下位の水の精霊に大量の水を生成させようとする行為

 ※精霊には行使できる力の限界が存在する

・下位の土の精霊に貴金属類の原石を形成させようとする行為

 ※鉱物を形成できる土の精霊は上位のものに限られる

・下位の精霊に複雑な命令をする行為

 ※複雑な指示を実行できるのは上位の精霊に限られる




●ヤマトー達と魔法の適正


各人の能力を絶対的に比較した総評。

SSS超越>SS最優>S優良>A良>B並>C可>D劣>E悪>F劣悪の9段階評価。

D劣以下は平均より劣った実力で、C可とB並で平均レベル。

A良以上は平均より優れた実力で、SS最優以上は歴史に名を残す天才レベル。




【ヤマトー】

精霊認識力:SS最優

結果想像力:SSS超越

精霊友好力:A良

魔法の適正:SSS超越


精霊の中でも、精霊神とでも言うべき存在に働きかけられる。

様々な知識を持つ為、魔法をスムーズにイメージする事ができる。

自然に対して一定の敬意は払っていて、精霊からも好かれている。

魔法使いとしての実力は、完全に既存の概念を凌駕している。




【シャーシャ】

精霊認識力:SSS超越

結果想像力:A良

精霊友好力:SSS超越

魔法の適正:SS最優


精霊を友達だと認識する事で、一切の疑いなく精霊に働きかける事ができる。

魔法のイメージも本人なりに鮮明。

魔法の発現の経緯により精霊を個として認めている為、多くの精霊達から強く好かれている。

能力的にはヤマトーすら凌ぐ逸材で、歴史の表舞台に立てば間違いなく英雄と呼ばれるレベル。




【ミミカカ】

精霊認識力:S優良

結果想像力:C可

精霊友好力:S優良

魔法の適正:A良


開拓村で森と共に育った為、自然と共存し精霊に好かれる土壌がある。

精霊を視る才能を持つため、正しく精霊をイメージできる。

これらの要素がある時点で世間的には魔法の天才。

ただし開拓村に魔法使いがおらず、実際に作り出す魔法をイメージできなかった為、その才能は開花していなかった。




【グララ】

精霊認識力:D劣

結果想像力:S優良

精霊友好力:F劣悪

魔法の適正:E悪


精霊は知識として知っているが自分ではほぼ信じていない為、最低限のごく弱い力しか借りる事ができない。

自然はただそこにあるだけのものと認識していて、敬うという考えを持っていない。

根本的に精霊に嫌われている為に、魔法使いの才能としてはむしろ一般人より劣るレベル。

ただし良質の魔法を身近で見続けており、魔法の発現結果を強くイメージできる。

16/08/27 投稿

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