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虐殺学園 1話〜2話

虐殺転生の続編的な?

虐殺学園


第1話 学園虐殺

僕はいつも通り、学校に来ていた。いつも通り、授業をうけて。いつも通り、犯人を探して。



---



僕の名前は『味那十みなと たき』大ノ空中学校おおのぞらちゅうがっこうに通っている中学2年生だ。


僕は容姿がいい。だからよく女子にモテる。


だから僕は告白をした。なぜ僕の方から告白するのかって?

それは…


「どしたの?話って」


彼女が不思議そうに聞いてきた。

そんなことは決まってるだろう。告白をする、たった一つだけの理由。


「君のことが、ずっと好きでした…」

「え…?」


こいつは手強い人間だ。だからあえて僕から言った。こうすることで、相手の注意は完全に僕に向いた。


殺るなら今だ。



---



僕は今まで、何度も何度も彼女を殺そうとしてきた。しかし、ことごとく失敗してきた。彼女は運がいい。

2人きりにしたこともあったっけか。

僕が体育倉庫の鍵を閉めてもらうよう、依頼して。なんてバカな依頼だ。


しかし、それも失敗した。無駄に耳の良い、体育系熱血教室が、無駄に良い耳で鍵が閉まった音に気づいたのだ。



---



「これじゃあ…あの人に顔向けできないな…」


僕が落ち込んでいると、後ろから声が聞こえた。僕が体育倉庫に閉じ込めたあの女、苗木なえぎ 華はなだ。


「なーに落ち込んでんの!」


後ろから気配がすると思ったらこいつか。ここで殺してやっても良いんだぞ?


「なに…」

「そんな暗い顔せずさ、ほら。笑顔笑顔!」

「舐めてんのか…」


つい、思いが口に出てしまった。


「え?本当にどしたの?」

「どうもしていない」

「どうもしてないことないでしょー?ストレス溜めすぎは体に良くないよー?」


ウザい。どこまでもしつこく追ってくる。僕のことなんて分かりもしないくせに。

そう思っても、なぜか彼女のことを嫌いにはなれなかった。


そして一つの結論に辿り着いた。

僕は、苗木さんが好きだ。


そう思うと、僕から殺意は消えていた。

ここまでは良かった。


僕はその気持ちを利用しようと考えた。普段から女子にモテている僕から告白されたら、嬉しさと、恥ずかしさで、いつぱいになるだろう。


僕はその隙を突くことにした。


---



「いきなりどうしたの?好きって…」


殺るなら今だ。相手の感情がぐちゃぐちゃになっている今だけだ。


僕は、ナイフを取り出せなかった。

本当に、この人を殺してしまって良いのか。という気持ちが頭をよぎったのだ。


僕はこの学園全員を殺さないといけない。なぜなら、あの人から僕に課せられた使命だからだ。


あの人からの、最後の命令。

それを破るのか?こんな女1人に?


自然と僕の手は、彼女へ向かっていった。

僕は、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。僕は、女1人と、あの人で、女を捨てたのだ。


どちみち、どちらかを裏切らなければならなかった。これから、どんどんそんなことが起きていく。


探しださなければならないから。この学園から。


       あの人を殺した犯人を。


第2話 虐殺仲間

殺すのは悪いこと?どんな事情があっても?

そう聞いても、皆は口を揃えてこう言う。

『『どんな理由があろうと、人を殺してはいけない。』』


本当にそうだろうか。人間はそんな判断をいつでもできる、とでも言うのだろうか?

自分の友達が殺されて、恨みが溜まっていたとしても?

自分の家族、師匠が殺されても?

そんな時でも人間は冷静な判断ができるっていうのかい?


僕はそんな疑問を抱きながら、虐殺を続けていた。

とは言っても、暗殺のようなものだ。

毎日女子を呼び出し、1人1人殺していく。虐殺に近い、暗殺だ。


それなのに、警察は全く動かない。一体なぜなのだろうか。まあ、こっちにとっては好都合だからどうでもいい。そう思いながら、今日も虐殺をしていた。


すると、後ろの方から女の声が聞こえてきた。


「見つけた…」


まずい。他の人間に見られてしまった。だが、こいつも殺せばいい。そう、僕は思った。しかし、この女は予想外の行動をした。


「私もその…殺すのにお供さしてください!

雑用でもなんでもします!だからどうかお願いします!」

「は?」


俺だってこれはいけないことだと分かっている。だが仕方なくやっている。それをこいつが?

こんな大した覚悟も無さそうな隠キャ女子が?


だが気に入った。


「いいよ。僕の”仲間”として、よろしくね」

「あ…えと…ありがとうございます!」


こういうやつは案外使えるもんだ。いざとなったら殺せばいい。だが、あんまり交流を深めすぎると、前みたいな結果になるからな。あくまで俺の奴隷として働いてもらおう。相手もそれが本望だろう。


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