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尾張の大うつけ2

 そしたら早速、問題が起きる。

 冬の寒い朝、信長は外に出たら草履は温かった。

 「おい、冷たくないぞ⁈おのれ草履を下にして寝てたな⁈」信長が斬ろうとしてた。

 「それは誤解です。信長様が寒かろう胸の中で温めました!」藤吉郎が必死になって喋って

 「フフフ。藤吉郎は寝てたぞ。」烏の目から果心居士は笑うが

 「本当か?」信長は不気味に笑ったが

 「この目を見てください!」目を見開いて藤吉郎は言う。

 「ガハハハ!よし、信じてやろう。サル、付いてまえれ!」信長はそれを喜ぶ。

 早朝の頂上で寒い中信長は見渡した。

 「サル。もうすぐ今川軍が攻めてくる。そこらで弓やら剣を頼んでくる」信長は藤吉郎にわかるように喋る。

 「では、すぐにでも」

 「こちらが攻め込んでも瞬殺じゃ。それに今川軍も完勝を目指しまだ早いと思ってる。その思ってるのが実は織田軍の生きる要よ」信長はニヤリと口角を上げて「戻るぞ!」信長のぶながはくるっと回り帰って行った。

 すると義父・斎藤道三が子の斎藤義龍さいとう よしたつとの間で戦っているのだ。それを果心居士は烏の目で観てた。

 「援軍に向かうぞ!行くぞー!」信長が吠る。

 信長は救援のため、木曽川きそねがわを越えて美濃みのう大浦おおうらまで出陣。

 「我は織田信長!義父・斎藤道三様にお味方致す!行け〜!」信長は激怒して斎藤義龍に向かって行ったが

 「もう遅いわ。踏みつけよ!」義龍も倍以上の兵力に迎撃。

 すると「信長〜!恐らくわしは死ぬ!お主はこんなところで死ぬ奴ではない。お主は天下をとれ!天下以外は許さんぞー!一足先に地獄で先にお主の活躍みているぞ!ガハハハ、退けー!」

 「道三。お前はここまでじゃ!」道三は義龍に打ち取られた。

 「サル、先にゆけ!」信長は顔が見えなくとも怒ってることをわかる。

 「えっ⁈殿は⁈」藤吉郎は驚く。

 「殿しんがりを務める!」信長が言ったが「どうしてもって言うなら小六を置いて行きます!」藤吉郎は言うと「ふん、好きにせぃ!」信長は殿しんがりを行き「すまんな」藤吉郎は「あぁ、任せておけ!」小六も殿しんがりへ走っていった。

 信長は勢いに乗った義龍軍に苦戦したが、なんとか退却に成功した。

 「解!」からすの目が解く。

 「なぜ、織田信長なのだ?わからん」果心居士は謎だった。

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