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ルミナの冒険  作者: サーディ
ルミナ この世界を学ぶ
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ダンジョン①

ぷかぷかと浮かぶルミナ。


エムサンが用意した釜に浸かりながら微睡んでいる。


これがお金になるのだから、世の中わからない。


20分位で次の釜に移る。水着はえむさんが用意してくれた。


たまたま持っていたというセパレートタイプの水着である。なぜ持っていたのだ。解せぬ。


お金の心配はなくなった。調べるものも調べ尽くした。


今の状態で学園にこだわることもない。独り立ちもできよう。


そろそろでて、一人暮らししてもいいんじゃないだろうか。と、ルミナは考える。


ただ、やはり1年後にと言っていたねぐさんとの約束。


押し付けたとはいえ、衣食住すべてきっかけはねぐさんである。


知らなかったふりして逃げてしまうのも些か男らしくない気がする。


約束まで残り6月程度、頑張ってみてもいいんじゃないだろうか。


安定すると心に余裕ができる。年齢も若返っている。これくらいの努力、通り道はいいんじゃないかな。


そう思うルミナであった。



となると、問題は勇者スキルである。


「ステータスオープン」


唱えるとルミナの眼前にステータスを表すボードが表示される。


スキル欄を見ると、たしかに勇者スキルとある。


無くなったわけではない。となるとやはり発動条件を満たしてない線が濃い。


あと気になることがある。再生スキルと勇者スキル。この2つのスキル。この世界で員数管理されていないスキルであるということ。


女神夢咲がいってた。

「「夢咲」が仲介して行う儀式では、その勇者スキルが召喚者に対して「無条件」で付与されます。」


召喚は女神を仲介して行われる。つまり女神の固有能力の可能性が高い。それが発動しない・・・


・・・・・女神やらかしたか?


ただ、夢前からもらったスキル「再生」は作動している。


この世界の法則にうまく抵触していないのではないだろうか。


想像が想像を生む。ほぼ空想の粋だ。


結局早いのは、女神に聞くのが一番なのかもしれない。


「エムさーん。一寸相談があるんだけど。」


以前聞いた、女神とダンジョンの関係性。女神に会うにはそこを調べる必要がある。エムさんからもう少し情報を聞こうと考えたルミナであった。




こうして5日分お湯に浸かりながら、えむさんから情報を引き出していた。


ちなみにちゃんと報酬も頂き現在、銀貨100枚である。100万円ですわ。うはっはは。


これで赤字にならない経営とかできんのかな。先行投資なんだろうけど。


まぁエムさんだからなにか考えがあるんだろう。俺の出汁無駄にしないでくれ。



エムさんお話によるとダンジョンはこの街にもあるらしい。名物となっているという話だ。


ダンジョンとはそもそも入り口から別空間である。しかも引き返すことはできず一方通行であるということ。そして出口がダンジョン内に配置されている。


この条件を満たすのがダンジョンである。ルミナが召喚されたゴブリンの住処は洞窟と呼ばれる。


ダンジョンは、動物やモンスター、魔獣や魔物、アンデットなどが数の調整を行いながら生み出されており、同時に道具も生成される。情景も異なり森林や、沼、溶岩等もあるとのこと。


魔物の素材や、道具を求め冒険者はダンジョンへ潜ることもあるという。


もちろん危険もあり、中で息絶える冒険者も多い。


女神が管理しているというのも、女神の好みでそのダンジョンのテーマが決まっているという噂からくるものである。


そもそも別空間である段階で、説明がつかない -超常現象- であるから人外=神の図式である。


とはいえ、案外的外れではない気もしている。


別空間というところがポイントだ。調査する価値はあるだろう。


「もしかしたら勇者スキルは場所限定な力かもしれない。」


別空間なら発動するかもしれない。なにせ○リーザだ。フ○ーザが町中歩いてたら怖すぎんだろ。ダンジョン限定ならその強さもわからないでもない。


女神にとっても今の俺の状態は、望んだ形ではないはず。接触できる可能性がある場所へ行くことはある意味最善策であろう。


問題は行く方法・・・・か。


ルミナは手持ちの銀貨を見ながら、ある方法を思いつくのだった。



「ダンジョン探索。相場はおいくらくらいですか?」


ルミナは早速冒険者ギルドの受付に来ていた。


冒険者側でなく、依頼人側としてだ。


護衛してもらえれば、調査はできる。何も素材や討伐が目的ではない。なら護衛してもらうほうが安全だと考えたのだ。


「特定の討伐ですと、それぞれランク毎に報酬が決まっております。対象の数や強さによって変わりますが。」


「討伐とかそういうのはいいんです。見聞を広めるため。調査で中を体験するための護衛がほしいんです。」


「そういうことでしたら、調査日数によります。この街のダンジョン、すのこダンジョンでしたら出てくる魔物もそれ程手強くないため、1日銀貨20枚と言ったところになるでしょう。」


すのこダンジョン・・・何ていうネーミングだ。すのこでも降ってくるのか?


まぁそれはともかく、俺の1位日の報酬とと同じやん。冒険者命かけるのにやっすぅ。


「じゃあとりあえず3日位で「おいルミナじゃないか!なにしてるんだ?」」


受付のお姉さんにお願いしているところに突然後ろから声をかけられる。


「リオ?」


立っていたのは以前冒険者への就職斡旋をしてくれたリオだった。


あれ。この展開。めっちゃめんどくさいことになりそう。


思わず苦虫を潰した表情になるルミナであった。




有給休暇だったので、書く時間ができましたのであげます。


別の物語も執筆しています。

「露出賢者と解呪の杖」こちらもよろしく

https://ncode.syosetu.com/n0620ga/

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