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3. ツギの日には毒されて
扉を抜けると、ショッピングモールのような場所に出た。様々な商品が並べられおり、人間専用じゃない商品も並んでる。
人気がないことにホッとため息をつく。
「人目につかないとこに行きたかったとはいえ、ショッピングモールなのに誰もいないな。」
しばらく歩いてると商品や備品が荒らされている場所に出た。
「いったい誰がこんなことを。」
落ちている商品に手に取る。 が。
ドゴォンと自動車程のサイズのサソリが壁を突き破ってきた。 サソリの脚は一本切れてる。
隼斗は驚愕で声が出なかった。
サソリは隼斗を睨む。
(逃げなきゃ)
隼斗は逃げようとした。だが、振り回されたサソリの尾が備品を倒し、道を塞いでしまった。
(あ、俺終わったな)
サソリはハサミを振り下ろす。
改めて死を覚悟する。