第1話
は? ・・・・・・っは!これは、これは!今流行りの転生ってやつではなかろうか!
「なあ、おい!これこれこれッゴホゴホッ‼」
「落ち着けバカめ!いま説明してやる!」
・これは転生ではない(つまりお前は死んでない)
・今この場所は一種の精神世界
・今、目の前にいる俺は別世界のお前だ
・お前は俺に呼び出された(俺の中に)
・その理由はこの世界の隠れた風習によるもの
「っとまあ、こんなとこかな?」
「こんなとこかな?・・・じゃねぇよ!っていきたいところだけど、面白そうだから・・・いい」
実際、就職氷河期に突入してた俺にしてみれば 願ったり叶ったりの状況なのだった。
「で?この後俺はどうなる?」
「俺と融合してもらう」
「なるほど~」
「あんまり驚かないんだな。もっと・・・」
「もっと?」
「・・・まあいいさ。じゃあやるぞ。基本はお前ベースで行う。うーんと・・・あれだ・・・ドラ◯ンボールのピッ◯ロと神さまみたいなやつ・・・」
「ああ!あんな感じか!てか何でそんな俺の世界のアニメの設定しってんだよ」
「それは、あれだよ・・・あれ。もう記憶は共有してるからだよ!めんどうだから、もうやるぞ!」
フュージ◯ン‼‼ハッ!
って ピッ◯ロ じゃあなくて、悟◯とべ◯ータ やないかー!
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気がつくと俺は知らない天井を見上げていた。